[今日の視点]貴金属=金が続落、プラチナは反発

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が続落して寄り付く見通し。金と銀は円高を受けて売り優勢となろう。
プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高を受けて堅調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は56.29ドル高
の4630.66ドル、銀が160セント高の7412セント、プラチナが69.00
ドル高の1992.50ドル、パラジウムは66.75ドル高の1538.50ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=156.65/67円で、前営業日の
大引け時点から3.97円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が2万4065円前後、銀は379.0円前後、プラチナ
は9840円前後、パラジウムは7600円前後。
【NY金は円主導のドル安が支援】
 金はきのうの海外市場では、円主導でドル安に振れたことを受けて買い優勢となっ
た。
 金は円主導のドル安が支援要因になった。片山さつき財務相は、足元の為替円安に対
し「いよいよかねてから申し上げてきた断固たる措置を取るタイミングが近づいてい
る」と述べた。円相場は1ドル=155円台半ばまで円高に振れた。
 米新規失業保険申請件数は前週から2万6000件減少し、18万9000件となっ
た。市場予想は21万5000件。3月の米個人消費支出(PCE)価格指数は前年同
月比3.5%上昇した。伸びは2月の2.8%から加速し、2023年5月以来の大き
さとなった。
 イランの新最高指導者モジタバ・ハメネイ師は、2月28日に米・イスラエルとの戦
争が勃発して以降、湾岸地域とホルムズ海峡に新たな局面が形成されつつあるとの認識
を示した。また同国の核およびミサイル技術を放棄しないと誓うとともに、ホルムズ海
峡の支配を維持すると宣言した。一方、トランプ米大統領は、イランの港湾に対する海
上封鎖を維持する方針を示した。「イラン経済は崩壊しつつあり、海上封鎖は非常に効
果的だ。イラン経済はひどい状況にある。どれだけ持ちこたえるか見てみよう」と述べ
た。さらにどのような選択肢があるかについて、米軍司令官らから説明を受けることに
なっているという。米中央軍は、交渉の行き詰まりを打開するための短期的な攻撃計画
を準備している。

 銀はきのうの海外市場で、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。
【NYプラチナはドル安や金堅調が支援】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。
 プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。片山財務相の介入を示唆する発言を
受けて円主導でドル安に振れた。円相場は1ドル=155円台半ばまで円高に振れた。
一方、上海プラチナの出来高が増加し、実需筋の安値拾いの買いが入った。
<今日の予定>
●中国、香港、欧州、南ア(メーデー)
・米製造業景況指数 2026年4月(ISM)
・建玉明細報告(CFTC)
MINKABU PRESS 東海林勇行

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。