<大豆> シカゴ大豆7月限は1200セントを上値抵抗線にしての高下となっている。 米産地では平年を大きく上回るペースで作付けおよび発芽が進行しているものの、 4月下旬に米中西部が季節外れの寒波に見舞われ、凍結や降霜などが発生したことで、 発芽したばかりの大豆の生育障害発生が懸念されている。ただ、平年よりも早く作付が 進んでいることで、ダメージが深刻だったとしても再作付けを行うには十分な時間的な 余裕がある。 一方、需要面で注目されるのが5月半ばに開催が見込まれる米中首脳会談で、実際に 開催に至る見通しが強まれば、米国の対中輸出増加期待を高める強気要因となってきそ う。 米産地の平年を上回る生育ペースという弱材料に対し、米産地の天候不良および米中 首脳会談の開催見通しが強気材料となるなど、強弱材料に挟まれる状況となっている。 さらに米農務省(USDA)月例需給報告の5月分には26/27年度の需給見通し が初めて発表されることもあり、模様眺めの雰囲気が強まりそうだ。 シカゴ大豆7月限は目先は1200セント前後でのもちあいとなりそう。 <コーン> シカゴコーン7月限は27日の週を迎えてから急速に地合いを引き締めて28日には 470セントを突破。その後も騰勢を維持して4月30日には480セントに達してい る。 生育期を迎えている米産地での作付および発芽は順調なペースを保っているが、一部 産地で乾燥傾向が続くなか、4月下旬には季節外れの低温となったことで、発芽障害や 生育障害に対する警戒感が強まっている。 今春の米国のコーン作付面積は前年を下回ることが想定されるなかでの天候不良は、 コーンの生産量見通しを引き下げる可能性を高めかねないだけに、引き続き産地の天候 に対する意識が強いなかでの高下となりそう。 米農務省(USDA)月例需給報告の5月発表分には、26/27年度の需給見通 しが初めて含まれる。それだけに、USDA月例需給報告が近づくにつれ、模様眺めの 雰囲気が強まりそうだ。 なお、一方、乾燥傾向が強まるなかで冬小麦の作柄が低迷していることを受け、シカ ゴ小麦が高値圏まで値位置を切り上げていることが強気材料だけに底意は強いと見られ る。シカゴコーン7月限は470セントを下値支持線にしての高もみとなるのではない か。 <小豆> 取組はゼロが続いており、引き続き手出し難となっている。 MINKABU PRESS
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