シカゴ大豆市況=期近から続伸、米中首脳会談期待から買い優勢に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2026/05   1,192.75    1,210.75    1,192.75    1,207.50     +19.75
   2026/07   1,203.00    1,226.25    1,202.25    1,222.75     +19.50
   2026/08   1,197.75    1,218.50    1,197.25    1,216.00     +18.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       282,629         187,965        929,351  (+ 10,602)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
=======================================
*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(4月30日までの週)
 大 豆:45万0145トン(前週改定値:63万8303トン)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*米農務省発表の週間大豆作付け進度報告(5月3日までの週)
 コーン:作付け:33%(前週23%、前年28%、平年23%)
     発 芽:13%(前週 8%、前年 6%、平年 5%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*米気象庁発表の6−10日予報(5月10日〜5月14日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 大豆は続伸。終値の前営業日比は0.75〜19.75セント高。中心限月の07月
限は19.50セント高の1222.75セント。週間輸出検証高は前週比で減少した
が、原油、大豆油の上昇、強気のテクニカル要因に支援され、上伸。期近の主要限月は
2ケタ高で引けた。期近7月限は1226.25セントまで上伸し、3月16日以来、
約1カ月半ぶりの高値をつけた。今月14、15日に開催予定で米中首脳会談で米国産
大豆の対中輸出の増加が期待出来ることも支援材料。

 中心限月7月限は1203セントで取引を開始。アジアから欧州の時間帯は1210
セントを前後するもちあいとなり、この中で1202.25セントの安値を付けた。米
国の時間帯に急速に値位置を切り上げて1226.25セントの高値まで浮上。高値を
離れた後も1220セントが下値支持線として意識され、高値圏を保って引けを迎え
た。

 米農務省(USDA)発表の4月30日までの週の週間輸出検証高は前週の63万
8303トンを下回る45万0415トンだった。一方の累計は3326万9587
トンで前年の4350万1466トンを約24%下回っている。
 USDAによると5月3日時点の大豆作付進捗率は前年の28%、平年の23%を
上回る33%だった。一方の発芽率は13%で前年の6%、平年の5%を大きく上回っ
た。
*米国産地の天気概況は以下の通り(民間発表の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、ミネソタ州及びダコタ州以外では気温が上昇。5月2日時点では
イリノイ州やインディアナ州では氷点下まで気温がエチカしていたが、4日にはアイオ
ワ州中部以南で最高気温は26℃前後まで上昇している。
 週後半に近づくと寒冷前線の接近に伴い次第に天気が荒れて五大湖周辺市域からテキ
サス州の一部にかけて散発的な降雨または雷雨が発生するだろう。また今後数日間はプ
レーンズ北部および西部から中西部北部にかけての地域で朝方に凍結が発生する見込
み。この低温は冬小麦及び発芽したての夏穀物に発育障害をもたらす恐れがある。
 6〜10日間予報に関しては、5月9〜13日にかけてミシシッピーバレー中部およ
び北部から大西洋沿岸中部および北部にかけての地域で気温は平年以下〜平年並にとど
まる可能性がある。一方の雨量はプレーンズ北部では平年以下にとどまる見込み。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 プレーンズでは北部では低温となる一方、南部では気温が上昇するだろう。4日には
ノースダコタ州の気温は10℃前後となるが、オクラホマ州及びテキサス州では32℃
前後となっている。また、プレーンズ北部では散発的な降雨となっているが、それ以外
の地域では降雨は発生していない。乾燥に見舞われているハイプレーンズ中部および
南部でのこのところの雨は雨量が限られ、依然として冬小麦などは水分が必要な状態と
なっている。

 大豆製品は、大豆油はホルムズ海峡の緊張高まりを受けた原油高から買い優勢となっ
た。一方の大豆粕は期近の主要限月は大豆油、大豆の堅調に追随したが、大豆油とのス
トラドルに絡んだ売買を受けて一部限月は軟調となった。
 大豆粕7月限は前日比1・60ドル高の320.90ドル。
今日の材料
・コーンベルトでは、ミネソタ州及びダコタ州以外では気温が上昇。
・米中西部では今後数日間はプレーンズ北部および西部から中西部北部にかけての
 地域で朝方に凍結が発生する恐れあり。
・4月30日までの週の週間輸出検証高は前週の63万8303トンを下回る
 45万0415トン。
・5月3日時点の大豆作付進捗率は前年の28%、平年の23%を上回る33%。
・5月3日時点の発芽率は13%で前年の6%、平年の5%を大きく上回る。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。