NY原油市況=大幅続落、米国とイランの合意を期待

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/06     102.70       102.70       88.66       95.08        - 7.19
  2026/07     98.24       98.38       86.13       91.23        - 6.84
  2026/08     94.12       94.12       83.10       87.53        - 6.33
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              855,734             2,038,623    ( + 18,149)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/06     378.56    -24.46
                            2026/07     363.71    -23.89
         改質ガソリン       2026/06     345.93    -16.13
                            2026/07     331.40    -15.54
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は大幅続落。期近2限月の前日比は7.19〜6.84ドル
安。その他の限月は6.33〜2.93ドル安。
 米国とイランの戦争終結期待が高まったことが重し。米アクシオスの報道によると、
米国とイランは戦闘終結に向けた1ページの覚書で合意に近づいている。この覚書は
14項目からなり、戦闘の終結、ホルムズ海峡の開放、イランの核開発の制限、米制裁
解除、イラン資産の凍結解除などが含まれ、30日間の交渉開始を宣言する内容となっ
ている。
 ただ、この報道についてイラン議会の外交政策・国家安全保障委員会のレザイ報道官
は「現実というよりも、米国の願望リストにすぎない」、「米国は対面交渉で得られな
かったものを、敗色の濃い戦争によって得ることはできない」と指摘した。また、準国
営のイラン学生通信(ISNA)は、提案には「過度で非現実的な内容が含まれてい
る」との認識を示した。
 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、戦略石油備蓄(SPR)を除く原
油と石油製品の在庫は合計で12億4131万3000バレルまで減少し、昨年6月以
来の低水準となった。ただ、原油輸出が日量475万バレルまで急減したこともあっ
て、原油在庫の取り崩しは限定的だった。
 時間外取引で6月限は88.66ドルまで暴落したが、通常取引序盤にかけては買い
戻しが優勢となった。一時97.33ドルまで下げ幅を縮小。ただ、その後は戻りが一
巡し、もみ合いとなった。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続落した。原油安が重しとなった。
米EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)
原油 -231.3万(4億5718万)
ガソリン -250.4万(2億1980万)
留出油  -129.4万(1億0234万)
(クッシング地区)
原油 -64.8万(2912万)
*()は在庫総量
今日の材料
・イラン、ホルムズ海峡で主権的な海上交通規制メカニズムの運用を開始
・アクシオスは米側の当事者の願望をニュースとして報道=ファルス通信
・カーグ島の備蓄施設は満タンではない=タスニム通信
・ホルムズ海峡の正常かつ安全な航行の回復について、国際社会は共通した懸念を抱い
ている=中国外相
・中国は、関係各国が国際社会の強い要請に一日も早く応じることを期待している=同
上
・米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比814万バレル減
・ガソリン在庫は前週比610万バレル減
・留出油在庫は同464万バレル減
・オクラホマ州クッシングの原油在庫は前週比104万バレル減
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