前週のトウモロコシ相場は480セント水準で底堅く推移した。大豆相場も1200 セント台に乗せている。イラン情勢の先行き不透明感から原油相場が底固く推移してい ることが、穀物相場も支援している。また、肥料供給に対する懸念が強くなっているこ ともポジティブ。また、産地で降雨が報告されていることで、作付け作業の遅れが警戒 されたこともポジティブ。ただし、実際の作付け進捗率に大きな問題は認められなかっ た。 原油相場の高止まりが続くと、底堅い展開が続きやすい。特に肥料供給不安、産地天 候リスクに対する警戒感が強まると、買い安心感が強まりやすい。需給よりも原油相場 の値動きとの連動性が目立つため、原油相場が軟化した場合には、穀物相場も調整売り が膨らむ可能性がある。また、産地天候リスクに対する警戒感が強いが、作付け進捗率 にはほとんど問題が生じていないことも、上値圧迫要因になる。 予想レンジはトウモロコシが465〜490セント、大豆が1180〜1130セン ト。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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