前週は100〜110ドル水準まで売買が交錯した。イラン情勢の先行き不透明感が 強く、乱高下が繰り返されている。米国とイランの交戦が伝わるなど緊張状態が下値を 支えるが、和平合意に向けた取り組みも続いている模様であり、強弱評価が割れてい る。UAEが石油輸出国機構(OPEC)離脱を表明したが、当面の原油供給環境に対 する影響は限定される見通しであり、大きな影響は見られなかった。 イラン情勢次第の不安定な地合が続く。このまま和平合意の見通しが立たず、新たな 軍事衝突などが報告されると、120ドル水準まで吹き上げるリスクを抱えている。ホル ムズ海峡が解放される見通しは依然として立たず、高いレベルの緊張状態が維持されて いる。一方、和平協議が決裂しているわけではなく、和平合意を見込んで売りポジショ ンを構築する動きも強い。イラン情勢に一喜一憂する乱高下が続く見通し。 予想レンジは90〜115ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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