海外サマリー(6日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/ 6 4,694.3  +125.8  シカゴ大豆  2026/ 7 1,194.75  -16.75
NY銀     2026/ 7 7,730.3  +372.2  シカゴコーン 2026/ 7   468.50  -11.50
NYプラ    2026/ 7 2,062.6   +87.3  NY原油   2026/ 6    95.08   -7.19
NYパラ    2026/ 6 1,552.20  +38.50 ドル・円               156.35   -1.53
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は一時156円近くまで下落
 NY為替市場、ドル安が優勢となったものの、ドル円はNY時間に入って買い戻され
た。為替市場は円高の動きが再びが強まった。連休中の東京時間にドル円は急速に下落
し、一時155円ちょうど付近まで急落していた。市場では日本の当局による断続的な
介入観測が広がった。
 ストラテジストからは「最近の値動きは、日本の当局が160円を阻止しようとする
と同時に、投機筋が円売りポジションを取る意欲をそごうとしていることを裏付けてい
る」との指摘が出ていた。
 市場が再度の介入と見ているのであれば、連休明けに日本のトレーダーに円買いを促
す可能性があり、重要なサポート水準である153円まで円高が進む可能性もあるとの
見方も出ている。ただし、あくまで短期的な動きで、根本的に円安の流れに変化が出る
とは見ていない。
 また、原油や米国債利回りが低下していることもドル円を圧迫している。前日にトラ
ンプ大統領が「イランとの完全かつ最終的な合意に向けて大きな進展があった」と述べ
ていたが、本日は、ホワイトハウスが戦闘終結と核交渉の枠組みを定める1ページの覚
書について、イランと合意に近づいていると伝わった。米国とイランが和平合意に近づ
いているとの期待がドルの戻り売りに繋がっている模様。
◎NY貴金属=続伸、米イランの戦闘終結期待で
 ニューヨーク金、銀は続伸。
 金6月限は続伸。時間外取引では、ドル安や原油安を受けて買い優勢となった。欧州
時間に入ると、米イランの戦闘終結期待を受けて上値を伸ばしたが、原油安が一服する
と、上げ一服となった。日中取引では、押し目を買われたが、イランが提案に過度で非
現実的な内容が含まれているとの見方を示したことなどを受けて上げ一服となった。
 銀7月限は米イランの戦闘終結期待や金堅調を受けて買い優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。
 プラチナ7月限は続伸。時間外取引では、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となっ
た。欧州時間に入ると、米イランの戦闘終結期待を受けて上値を伸ばしたが、原油安が
一服すると、上げ一服となった。日中取引では、金堅調につれ高となったのち、上げ一
服となったが、押し目は買われた。
 パラジウム6月限は米イランの戦闘終結期待や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢と
なった。
◎LME=銅は株高や米国とイランの合意期待で大幅続伸、他2品は反落
 アルミ3カ月物は大幅反落。3571.50ドルで反落して取引を開始。アジア株高
が手掛かりとなって序盤にプラスサイドに転じ、3597ドルの高値まで浮上。高値を
離れた後も3585ドルを支持線にしての高もちあい続いたが、米国とイランの停戦に
向けた交渉進展期待が高まるなかで中東湾岸地域からのアルミ供給不安が後退したため
軟化に転じた。暫く3535ドルを支持線として高下していたが、3535ドルを割り
込んだことで手仕舞い急ぎの売りが見られて3515ドルまで一気に軟化。安値で買い
戻されたものの、3530ドルが抵抗線として意識される安もちあいとなり、この日の
安値圏で低迷したまま引けを迎えた。
 銅3カ月物は大幅続伸。1万3111ドルで反落して寄り付いたが、大型連休明けと
なった中国株が半導体関連株や人工知能(AI)関連株の堅調を受けて上伸したことが
手掛かりとなって浮上。1万3300ドル前後まで値を伸ばした後はもちあいに転じ
た。欧州の時間帯を迎えると米国とイランの戦闘停止に向けた交渉の進展期待を受けて
さらに値位置を切り上げて1万3462ドルと4月23日以来の高水準まで浮上。この
水準に達したところで転売が見られたが、1万3340ドルを割り込むと買い戻される
動きとなり、250ドルを超える上げ幅を維持して終えた。
◎NY原油=大幅続落、米国とイランの合意を期待
 ニューヨーク原油の期近は大幅続落。
 米国とイランの戦争終結期待が高まったことが重し。米アクシオスの報道によると、
米国とイランは戦闘終結に向けた1ページの覚書で合意に近づいている。この覚書は
14項目からなり、戦闘の終結、ホルムズ海峡の開放、イランの核開発の制限、米制裁
解除、イラン資産の凍結解除などが含まれ、30日間の交渉開始を宣言する内容となっ
ている。
 ただ、この報道についてイラン議会の外交政策・国家安全保障委員会のレザイ報道官
は「現実というよりも、米国の願望リストにすぎない」、「米国は対面交渉で得られな
かったものを、敗色の濃い戦争によって得ることはできない」と指摘した。また、準国
営のイラン学生通信(ISNA)は、提案には「過度で非現実的な内容が含まれてい
る」との認識を示した。
◎シカゴ大豆・コーン=続落、米国とイランの停戦観測による原油安などで
 大豆は大幅続落。
 米国とイランの停戦合意が近いとの見方から原油が大きく値を落としていることが弱
材料となった。米産地での作付け、発芽が平年を上回る順調なペースを維持しているこ
とも前日に続いて売りを呼ぶ要因になった。
 コーンは大幅続落。
 週間エタノール生産は前週から増加したが在庫も増加したことで中立的な内容となっ
たが、米産地の順調な生育が前日に続いて弱材料視された。米国とイランの停戦合意が
近い、と伝えられるなか、原油、大豆が大きく値を崩したことも弱気要因となるなか値
を落とし、期近の主要限月は2ケタ安の大幅安となった。
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