[今夜の視点]シカゴ大豆=材料目白押しのなかどこまで騰勢が続くか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は上昇。7月限のここまでの高値は1217.75セントと、
すでに8日の高値を大幅に上回っている。原油高を背景にさらに地合いを引き締めてい
る。
 今週も原油の値動きにも注目したいが、独自要因として、今夜の場中の週間輸出検証
高、引け後の生育進度や12日の米農務省(USDA)の月例需給報告給報告、さらに
は14〜15日の米中首脳会談、と注目材料が目白押しとなるが、どこまで今の騰勢が
続くかに注目したい。また逆に米中首脳会談の内容次第ではその後「事実で売る」展開
となる可能性も十分にあるため注意したい。

 需給報告に関しては、今回から発表される新穀年度に関しては、作付面積の増加から
生産高見通しが増加することはほぼ必至と見られているが、おう盛な需要で在庫率はや
や低下する可能性もあるとみられている。
 参考のため、2月の農業展望会議の数値を挙げて置く。作付面積は8500万エーカ
ー(前年度8122万エーカー)、生産高は44億5000万Bu(同42億6200
万Bu)、期末在庫は3億5500万Bu(同3億5000万Bu)、在庫率は
8.0%(同8.2%)。
 なお、3月末の作付意向面積は8470万エーカーだった。

 8日のシカゴは急反発。原油が堅調に引けるなか、シカゴ穀物全面高の様相となった
が、大豆は14〜15日の米中首脳会談に対する期待で再び噴き上げた。また、コーン
ベルト北部の冷え込みによる生育懸念も支援材料。12日のUSDAの月例需給報告に
ついては、今月から発表が開始される新穀年度は作付面積の拡大から生産高が増加する
のは、すでに2月の農業展望会議から確定した見方だが、圧砕マージンが3年振りの高
水準となるなか、高水準の圧砕高が続いていることで旧穀の期末在庫が下方修正される
との見方も出ていた。

 7月限は1210.25セントまで上昇。引けも1208.00セントとあまり下げ
ずに12ドル台を維持した。

<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】 23:00 中古住宅販売統計 2026年4月(全米不動産協会)
【農産】 5/12 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】 5/12 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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