海外サマリー(11日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/ 6 4,728.7  -  2.0  シカゴ大豆  2026/ 7 1,213.00  + 5.00
NY銀     2026/ 7 8,594.8  +508.3  シカゴコーン 2026/ 7   475.25  + 4.00
NYプラ    2026/ 7 2,126.3  + 67.0  NY原油   2026/ 6    98.07   +2.65
NYパラ    2026/ 6 1,518.50 +30.70  ドル・円               157.22   +0.54
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は157円台前半に上昇
 NY為替市場、ドル円は買い戻しが優勢となり、東京時間早朝の156円台半ばから
157円台に買い戻された。依然としてイラン情勢に出口が見えず、長期化するのでは
との懸念が再び台頭している。
 ただ、一方的に上昇する展開にはなっていない。中東情勢については、市場も成り行
きを見守る姿勢を次第に強めており、以前のように積極的にポジションを取りに行く雰
囲気にはなっていないようだ。上値での介入警戒感も根強い一方、下値での買い圧力も
強く、156、157円台でのレンジ取引に終始している状況に変化はない。
 ベッセント財務長官が来日しており、明日、高市首相と片山財務相、植田日銀総裁と
協議を行う予定。その内容を見極めたい雰囲気もあったようだ。会談では円相場が議題
に上ると見られ、日本の当局が為替介入について米国側に逐一説明していると繰り返し
述べていることを踏まえ、ベッセント財務長官の来日に合わせ、財務省が円買い介入を
実施する可能性もあり得るとの指摘も出ていた。
 日銀が4月利上げの機会を見送り、円を押し上げるために残された手段は介入を繰り
返すことのみとなっている。短期的には、ドル円を155円割れへ押し下げられるかが
ポイント。達成できなければ、ドル強気派にとって押し目買いの水準として定着するリ
スクがあるという。
 日本の当局は連休明けから介入を控えているが、連休中に投じた推定金額が2024
年の介入時よりも少ないことから、より多くの介入余地があるとも指摘されていた
◎NY貴金属=金は小反落、PGM系貴金属は大幅反発
 ニューヨーク金は小反落、銀は大幅続伸。
 金6月限は小反落。時間外取引では、アジア時間から原油高を嫌気し、売り優勢とな
った。欧州時間は軟調な値動きを強いられ、50ドル近い下落で推移。日中取引に入
り、ニューヨーク原油が上げ幅を縮小、ユーロ高・ドル安を背景に戻り歩調となった。
米長期金利が小幅に上昇が圧迫要因ながら、銀、銅など非鉄が大幅高で推移が追い風と
なり、前半の取引で小高くなる場面があった。中盤から後半は売り優勢ながら、買い戻
しの動きが根強かったもようのなか、下値堅く推移。
 銀7月限は大幅続伸。時間外取引はアジア時間では反落となったが、欧州時間に入
り、反騰し、50セント超の上げ幅を維持。日中取引では一段高となり、500セント
超の上昇まで値を飛ばした。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナ、パラジウムとも大幅反発。
 プラチナ7月限は大幅反発。時間外取引は、アジア時間が小幅続落で推移。欧州時間
に入り地合いを引き締め、小高くなった。日中取引の開始後、銀が一段高、金が下値切
り上げを好感した買い優勢もようとなった。2100ドルを超えると一段高となり、
テクニカル要因からの買い戻しが増えた値動きとなった。後半に上げ幅を縮小したが、
2100ドル割れはなく、堅調に推移。
 パラジウム6月限は反発。時間外取引から小幅高で推移。日中取引開始後、他の貴金
属の堅調な値動きに支援され、上げ幅を拡大した。
◎LME=全面高、中東情勢の長期化に伴う供給停滞懸念や需要増加期待で
 アルミ3カ月物は続伸。3497.50ドルで反落で取引を開始したが、始値がこの
日の安値となった。アジア株式市場でのハイテク関連株高が手掛かりとなって浮上しな
がらも3530ドルが抵抗線として意識された。欧州の時間帯を迎えると地合いを引き
締め、米国の時間帯序盤には3578ドルに達した。一時は転売に値を落としたもの
の、終盤に中東情勢不安の長期化に伴う供給停滞懸念や、旺盛な産業用需要を意識した
買いが見られて3584.50ドルの高値に浮上。高値からの押しも浅く、高値に近い
水準を保って終了。
 銅3カ月物は大幅続伸。1万3520.50ドルで反落して取引を開始。アジア時間
帯の序盤に1万3515ドルの安値を付けたが、アジア株式市場でハイテク関連株が堅
調となったことや、中国消費者物価指数や生産者物価指数の上昇が手掛かりとなって
浮上。しばらく1万3640ドルを上値抵抗線としてもちあう場面が続いたが、欧州の
時間帯後半に一段高となって1万3700ドル台に達した。その後も米国とイランの戦
闘終結に向けた交渉に進展が見られず、供給停滞に対する懸念が強まるなか、欧州株式
市場で鉱業株が堅調となったうえ、人工知能(AI)関連株の堅調が産業用としての需
要増加期待を高めたことから米国の時間帯を迎えても上値を追う動きとなり、終盤に1
万3969ドルまで上昇。1月29日に付けた最高値1万4527.50ドルに次ぐ高
値まで浮上。高値圏を維持したまま引けを迎えた。
◎NY原油=続伸、イラン戦争の終結期待は後退
 ニューヨーク原油の期近は続伸。
 戦闘終結に向けた米国の提案を受け取ったイランは対案を提示したものの、トランプ
米大統領はこの対案を拒絶し、一時的に高まった停戦期待が後退した。イランは戦後賠
償やホルムズ海峡の管理を主張しているほか、濃縮ウランの国外搬出を拒んでおり、米
国とイランの溝は依然として大きいとみられている。
◎シカゴ大豆・コーン=揃って続伸、米中首脳会談や生産量引き下げ観測で
 大豆は軒並み続伸。
 14日から15日にかけて開催される米中首脳会談を前にして米国の対中大豆輸出増
加期待が高まるなか、買い優勢となった。米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高
が前週を上回る強気な内容だったことも強気材料となった。
 コーンは揃って続伸。
 12日に米農務省(USDA)月例需給の発表を控えるなか、26/27年度の生産
量が前年を下回るとの見方から買い優勢となった。ただ模様眺めの雰囲気が強まってい
たこともあり、7月限は473〜476セントのレンジを中心に高下するなど、取引レ
ンジ自体は限られたものにとどまった。
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