シカゴ大豆市況=軒並み続伸、予想以下の米生産見通しや米中首脳会談期待で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2026/05   1,204.00    1,212.75    1,203.00    1,213.50     +13.75
   2026/07   1,211.75    1,232.75    1,211.25    1,226.75     +13.75
   2026/08   1,207.25    1,225.75    1,206.50    1,221.75     +13.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       285,688         189,726        983,050  (+  1,878)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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     米国産大豆(5月12日発表)     単位:百万Bu
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                              2026/27年度             2025/26年度
         発表日             5/12       4/9          5/12      4/10
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     作付面積         84.7                    81.2      81.2
     収穫面積         83.7                    80.4      80.4
     単  収         53.0                    53.0      53.0
     期初在庫          340                     325       325
     生  産        4,435                   4,262     4,262
     輸  入           25                      25        25
     供給合計        4,800                   4,612     4,612
     圧  砕        2,750                   2,630     2,610
     輸  出        1,630                   1,530     1,540
     種  用           72                      73        73
     その他            38                      39        39
     需要合計        4,490                   4,272     4,262
     期末在庫          310                     340       350
     農家平均価格      1,140                   1,040     1,030
     在庫/消費率        6.9                     8.0       8.2
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 注)作付面積=百万エーカー、収穫面積=百万エーカー、単収=Bu/エーカー、
   農家平均価格=セント、在庫/消費率は%
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*米気象庁発表の6−10日予報(5月18日〜5月22日)
 コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 大豆は続伸。終値の前営業日比は4.00〜13.75セント高。中心限月の7月
限は13.75セント高の1226.75セント。
 米農務省(USDA)月例需給で26/27年度の生産量予想が事前予想を下回った
ことや、14〜15日に開催される米中首脳会談への期待感から買い優勢となった。小
麦高も買い支援要因となるなか、7月限は3月13日以来の高水準まで浮上した。

 中心限月7月限は1211.75セントで取引を開始。アジアの時間帯は1218セ
ントを上値抵抗線とするもちあいとなった。アジアの時間帯から欧州の時間帯にかけて
値を落として1211.25セントの安値を付ける場面も見られたが、その後は終盤に
かけて浮上。USDA月例需給報告発表直後には1232.75セントの高値に達し
た。高値を離れた後の底意も強く、終盤は1225セントを下値支持線とした高もみと
なり、この水準を維持したまま終了。
 米農務省(USDA)月例需給での26/27年度の米大豆生産量予測は44億
3500万Buで事前予想の44億5000万Buを下回った。また、旺盛な輸出用需
要もあってこの年度の期末在庫率は前年の8%から6.9%に低下するとの見通しも示
された。
 USDA月例需給報告で26/27年度のブラジル大豆生産量予測は前年度の1億
8000万トンから1億8600万トンへ、同年度のアルゼンチンの大豆生産量予測は
前年度の4800万トンから5000万トンへの増加となった。
*米国産地の天気概況は以下の通り(民間発表の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、12日朝方にはミシガン州の一部地域やインディアナ州及びオハ
イオ州北部で降霜注意報が発令された。五大湖周辺北部およびその周辺地域では寒冷前
線の影響で一部で降雨や強風が発生。
 モンタナ州及びダコタ州西部では週半ばに32℃前後まで気温が上昇する見通しだ
が、これを皮切りに今後は次第に中部および東部で気温が上昇していくだろう。アイオ
ワ州以南では今週後半の最高気温は32℃前後に達する見込み。
 6〜10日間予報に関しては5月17〜21日にかけて気温は全国的に平年を上回る
だろう。一方の雨量も概ね平年並〜平年を上回る見込み。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 プレーンズでは降雨の発生がないなか、気温は概ね平年を上回っている。ハイプレー
ンズ南部の気温は35℃前後まで上昇。ネブラスカ州以南では干ばつと春の高温の影響
で冬小麦の作柄低下が続いている。

 大豆製品は、米国とイランの和平協議が難航していることを受けて原油が続伸したこ
とが買い支援要因となった。一方の大豆粕は米農務省(USDA)月例需給で旺盛な需
要が示されたことが強気材料視されて続伸。5月8日までの低迷後の反動から前日に続
いて上げ幅が大きくなった。
 大豆粕7月限は前日比3.60ドル高の328.40ドル。
今日の材料
・コーンベルトでは、12日朝方にはミシガン州の一部地域やインディアナ州及び
 オハイオ州北部で降霜注意報が発令される。
・米中西部では次第に気温が上昇していき、アイオワ州以南では今週後半の最高気温
 は32℃前後に達する見込み。
・USDA月例需給での26/27年度の米大豆生産量予測は44億3500万Bu
 で事前予想の44億5000万Buを下回る。
・USDA月例需給報告で26/27年度のブラジル大豆生産量予測は前年度の
 1億8000万トンから1億8600万トンとの見通しが示される。

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