国内市場は上昇へ。中心限月の2026年10月限で1000〜1500円高程度を 想定する。米国とイランが合意に近づいているとの観測は後退し、ホルムズ海峡の封鎖 長期化が警戒されている。円相場は1ドル=157円後半で円安・ドル高推移。 米国とイランの協議が始まりそうな兆候はなく、双方がそれぞれの条件を依然として 突きつけ合っている。双方の条件が折り合う見通しは今のところなく、先月イスラマバ ード会談がなぜ開催されたのが不思議なぐらい溝は深い。 イランは核開発協議に入る前に、「すべての戦線での戦争の終結」、「すべての制裁 の解除」、「凍結資産の解放」、「戦争による損害と損失の補償」、「ホルムズ海峡に 対するイランの主権的権利の承認」を要求していると報道されている。言葉を変える と、イランは米国が敗戦を認めた場合に核開発について協議すると主張しているわけ で、トランプ米大統領はまず受け入れないだろう。 ただ、イランの要求を拒絶するとしても米国は何を選択するのか。軍事衝突の再開、 スタグフレーションによる金融市場の不安定化以外に選択肢は見当たらない。軍事作戦 の再開は米国の傷を広げる可能性が高く、世界がスタグフレーションに陥れば米国は引 くしかない。米長期債利回りは防衛ラインである4.5%に迫っており、米国に静観す るという選択肢はなさそうだ。 時間外取引でニューヨーク原油6月限は前日比0.25ドル安の101.93ドルで 取引されている。本日これまでのレンジは101.89〜102.27ドル。 <今日の予定> ◆ 日本 ◆ 【経済】08:50 国際収支(経常収支) 2026年3月(財務省) 【経済】08:50 対外及び対内証券売買契約等の状況 2026年4月(財務省) 【経済】14:00 景気ウォッチャー調査 2026年4月(内閣府) 【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報(石油連盟) 【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査(資源エネルギー庁) ◆ トルコ ◆ 【経済】16:00 国際収支 2026年3月(トルコ中央銀行) ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】18:00 国内総生産 2026年1-3月期改定(EUROSTAT) 【経済】18:00 鉱工業生産 2026年3月(EUROSTAT) ◆ フランス ◆ 【経済】15:45 消費者物価指数 2026年4月確報(INSEE) ◆ アメリカ ◆ 【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA) 【経済】21:30 生産者物価指数 2026年4月(労働省) 【工業】23:30 週間石油統計(EIA) 【納会】--:-- ココア 2026年5月限(ICEUS) MINKABU PRESS
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