その後、ドル円は157円台後半での推移となっている。この日発表の米生産者物価指数(PPI)が予想外に強い内容となり、ドル高の動きが優勢となっている。ドル円も158円台をうかがう展開も見せていたものの、日本の当局による介入警戒もあり、158円台は回復できていない。 日本の当局が上値を抑えているものの、ドル円は金利面での構造的な追い風を背景に上昇バイアスが続いている。日米の金利動向や中東情勢に大きな変化がない限り、持続的な円買いは実現しにくい状況。 円相場は依然として神経質な動きとなっており、継続的な下落圧力と介入リスクの間で揺れている。市場では、日本の当局がどこまで円安を容認するのかを探る展開となっているため、値動きは不安定になっているとの指摘も出ている。 今週訪日したベッセント財務長官が、日本の当局と足並みを揃える形で「過度な為替変動は望ましくない」と発言したことは、日本の為替介入を黙認したものと受け止められている。つまり、日本の当局は円安進行を抑制することはできても、流れそのものを反転させるのは難しいと見られている。 USD/JPY 157.80 EUR/JPY 184.86 GBP/JPY 213.46 AUD/JPY 114.73 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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