きょうの為替市場は膠着した値動きが続く中、ドル円は158円台を試す動きが出ている。ただ、不透明なイラン情勢や原油高・インフレなど手掛かり材料はそれなりにあるものの、為替市場は方向感がない。 イラン情勢に出口が見えない中、原油高・ドル高の気配はあるものの、今度はECBや英中銀に利上げ観測が高まっており、ドルも上に行きづらい状況。 一方、ドル円も円安ムードが続いており、上値を追いやすい状況ではあるものの、日本の財務省の介入警戒が勢いを拒んでいる。本日も東京時間に急速に下げる場面が見られていた。158円を試しには行くものの勢いはない。 きょうは日銀の増審議委員の講演が伝わっていたが、原油高がインフレに持続的な圧力をかけることへの懸念を示しつつ、「利上げが差し迫っている可能性がある」と述べていた。「データが景気後退の明確な兆候を示していなければ、できるだけ早い段階で政策金利を引き上げることが望ましい」とも語った。増委員は先日の決定会合で据え置きに賛成票を投じていた。 北京で米中首脳会談が行われていたが、農業や石油貿易の拡大について協議した模様。ただ、特段サプライズもなく、市場も冷静に見ていたようだ。 日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は158円に観測。 14日(木) 158.00(10.9億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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