ダウ平均は反発 5万ドルを回復 エヌビディアとシスコシステムズが上昇ムード高める=米国株概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY株式14日(NY時間16:21)(日本時間05:21)
ダウ平均   50063.46(+370.26 +0.75%)
S&P500    7501.24(+56.99 +0.77%)
ナスダック   26635.22(+232.88 +0.88%)
CME日経平均先物 63130(大証終比:+410 +0.65%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反発し、5万ドルを回復。エヌビディア<NVDA>が上昇し、市場のムードを高めていた。同社のファンCEOがトランプ大統領とともに中国を訪問しており、中国の習主席と会談。同CEOは良い協議だったと述べていた。

 米政府はAI向け半導体「H200」について、中国企業約10社への販売を許可したが、納入はまだゼ​ロとのニュースも流れていた。中国でのH200販売に向け​た行き詰まりが、解消されるのではとの期待が高まっているようだ。

 一方、前日引け後に決算を発表したシスコシステムズ<CSCO>が大幅高となったこともサポート。予想を上回る第3四半期決算とガイダンスを発表したほか、約4000人削減を発表したことが好感された。

 半導体株の今後について一部からは、さらなる上昇余地があるとの見方が示されている。「今回の長期強気相場は、ほぼIT・ハイテク主導だ。この成長は利益期待に基づくもので、投機バブルではない」と指摘。さらに、「半導体メーカー全体は実際には割安だと思う。巨大トレンドであり、供給を大幅に上回る需要が見込まれているため、まだ大きな上昇余地がある」と述べている。

 今週は再びインフレ指標が意識され、消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)とも予想を上回る内容で市場が期待しているFRBの利下げはさらに後退させる内容となっていた。ただ、足元の決算が好調なこともあり、米株式市場は底堅さを堅持している。

 医療専門家向けデジタルプラットフォームを提供するドキシミティ<DOCS>が決算を受け大幅安。複数のアナリストが投資判断を引き下げており、顧客である製薬企業の可視性の低下を要因に挙げている。

 ライブイベントのチケット販売などを手掛けるスタブハブ<STUB>が決算を受け大幅高。予想を上回ったほか、通期見通しを据え置いたことも好感されている模様。

 眼内レンズのスターサージカル<STAA>が決算を受け大幅高。予想外の黒字となった。中国市場の本格回復局面に到達、あるいは到達間近にあるとの確信を与える内容となった。

 フォード<F>が本日も商いを伴って上昇。特段の材料は出ていないが、一部からは、ある意味AI関連銘柄になりつつあるとの指摘が出ていた。電力網向け蓄電池事業「フォード・エナジー」を材料視。

 AI半導体メーカーのセレブラス・システムズ<CBRS>が本日ナスダックに上場。前日決定のIPO価格185ドルに対して350ドルで初値を付けた。その後は戻り売りに押されたものの好調なスタートとなった。

 ゲーム開発のテイクツー・インタラクティブ<TTWO>が上昇。同社の注目タイトル「グランド・セフト・オートVI(GTA6)」が近く予約開始されるとの未確認のSNS投稿が広がった。

シスコシステムズ<CSCO> 115.53(+13.66 +13.41%)
ドキシミティ<DOCS> 18.01(-5.38 -23.00%)
スタブハブ<STUB> 8.55(+1.03 +13.70%)
フォード<F> 14.48(+0.91 +6.71%)
セレブラス<CBRS> 311.07(+126.07 +68.14%)
スターサージカル<STAA> 32.01(+2.61 +8.88%)
テイクツー<TTWO> 242.41(+15.42 +6.79%)

アップル<AAPL> 298.21(-0.66 -0.22%)
マイクロソフト<MSFT> 409.43(+4.22 +1.04%)
アマゾン<AMZN> 267.22(-2.91 -1.08%)
アルファベットC<GOOG> 397.17(-1.87 -0.47%)
アルファベットA<GOOGL> 401.07(-1.55 -0.38%)
テスラ<TSLA> 443.30(-1.97 -0.44%)
メタ<META> 618.43(+1.80 +0.29%)
エヌビディア<NVDA> 235.74(+9.91 +4.39%)
AMD<AMD> 449.70(+4.20 +0.94%)
イーライリリー<LLY> 1006.70(-9.05 -0.89%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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