金相場は持高調整が中心の展開になっている。原油相場の高止まりが米金利・ドルを 下支えしているため、上げ一服感が強い。しかし、原油高でも大きく値を崩すこともな く、同時に底堅さも再確認されている。いずれにしても大きく上昇するには米金利低 下・ドル安が必要であり、そのためには原油安が求められるが、米国とイランの和平協 議の進展が見られない状況でも、大きな値崩れが回避されていることはポジティブ。 一方、インドは事前承認制度(AA)に基づく金輸入量に100KGの制限を設け た。従来だと、加工して宝飾品などとして再輸出することを前提に、無制限の輸入が免 税で可能だった。しかし税率引き上げで輸入の抜け道として使われる可能性が高まる 中、AAに基づく金輸入も自由に行えなくなる。インドの外貨喪失対策が強化されてい る。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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