<大豆> シカゴ大豆7月限は5月13日に3月13日以来と2か月振りの高値となる1227 セント台まで値を伸ばしたが、14日に急反落。終値ベースで36.50セントの下げ 幅を記録した。 14日に開催された米中首脳会談では声明には中国による米国産農産物の輸入拡大が 含まれながらも、大豆の輸入量増加や具体的な量の発表がなかったことが失望感を招い た。 米大豆産地では例年を上回るペースでの作付・発芽が進むなど、初期段階の生育ペー スは順調であることも重石となっているだけに、7月限は1200セントを上値抵抗線 にしての高下が見込まれる。12日に発表された新穀にあたる26/27年度の米国産 大豆の需給報告で期末在庫率が6.9%となり、旧穀の8.0%を下回っている。危機 的なひっ迫状態ではないが、低在庫状態が下支え要因になると予想。支持線は4月24 日の安値1171.25セント。 <コーン> シカゴコーン7月限は13日の取引では終値ベースで480セント台を記録したが、 続く14日には急反落に転じた。大豆が大幅安となったうえ、ドル高傾向が強まったこ と、また輸出の低迷も弱気材料となった。 米国のコーン輸出はこれまで堅調を保っていたが、5月上旬は前週の半分以下まで大 きく落ち込んだ。5月上旬は日本やアジア諸国が大型連休を迎えた影響もあると見られ るため、次週の発表で輸出の回復が見られるかどうかが注目される。 米国での生育は作付・発芽共に平年を上回り、順調を維持している。土壌水分もネブ ラスカ州以外では概ね潤沢を保ち、今後も順調な生育が見込まれることが重石になって きそう。 一方で米国の26/27年度コーン生産量は前年度を下回る見通しとなっていること が強気材料であり、460セント台を維持したうえでの高下が続くと予想される。 MINKABU PRESS
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