修正:シカゴコーン市況=期近から大幅続落、米中首脳会談を失望視

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2026/07     468.25      473.75      455.00      455.75      -11.75
  2026/09     474.75      480.00      462.25      463.00      -11.25
  2026/12     491.50      496.75      480.25      481.00      -10.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物        未入電         567,157      1,915,375 (+ 12,204)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
=======================================
*米気象庁発表の6−10日予報(5月21日−5月25日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並み〜上回る
 コーンベルト東部の気温は平年並み〜上回る。雨量は平年を上回る。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 コーンは期近から大幅続落。終値の前営業日比は11.75〜2.25セント安。中
心限月の7月限は11.75セント安の463.00セント。

 米中首脳会談が失望視されて大豆がさらに崩れたことや、小麦が急落したことで売り
圧力が強まった。南米産の生産高見通しが上方修正されたことや、コーンベルトの気温
上昇やタイムリーな降雨で発芽が進展しそうなことも弱材料。また、5月5日現在で大
口投機玉の買い越しが今年最大の43万枚台まで積み上がっていたことで、手じまい売
りが加速して下げ幅が大きくなった。

 7月限は468.25セントで取引を開始。高値は473.75セントのであり、ア
ジアの時間帯の時間外取引では460セント台後半を維持していたが、欧州の時間帯以
降は軟化する展開となり、米国の時間帯に460セント台を割り込んだ。安値は455
セントちょうどなり、引けもほぼ安値圏だった。

 アルゼンチンのロザリオ穀物取引所が今年の同国産コーン生産高見通しを6800万
トンと、100万トン上方修正した。
 ブラジルの国家食糧供給公社(CONAB)が今年の同国産コーン生産高見通しを1
億4020万トンとして、60万トン上方修正した。
*米国産地の天気概況は以下の通り(民間発表の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルト西部の15日の最高気温は、アイオワ西部を北限として32℃以上とな
りそうだ。また、高めの気温は東部にも拡大する見込みで、最近作付けられたコーンや
大豆の発芽を促進することになりそうだ。コーンベルト中部では気温の上昇とともに一
部で雷雨が発生する見込み。
 今週末から来週初めにかけて、複数の前線が通過した後、来週中盤以降は天気が回復
する見込み。最初の前線でプレーンズ中部や南部、コーンベルトでは広範に散発的な雷
雨が見込まれる。次の前線でも今週末後半〜来週初めにかけて、米国の中部全般に降雨
が見込まれる。米国南央部、コーンベルト、プレーンズ北部や東部の今後5日間の雨量
は25〜75ミリが見込まれる。、
 6〜10日間予報については、5月20〜24日にかけて、プレーンズやコーンベル
ト北部では平年並みの気温が見込まれる。一方、雨量はロッキー山脈からプレーンズ〜
米大西洋岸にかけて広範な地域で平年を上回る見込み。

 シカゴ小麦は大幅続落。さらに崩れる展開。需給報告を受けて急騰した上げ幅を大き
く失う展開。小麦自体に決め手となる売り材料が浮上したわけではないが、米中首脳会
談を失望視して売られた大豆やコーンに追随する展開となり、シカゴ穀物全体に売り圧
力が強かった。
 中心限月の7月限は前日比22.25セント安の635.75セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。

 プレーンズでは、北部で強風のため山火事の危険性が増大している。入プレーンズ南
部でも高温と乾燥した天気で山火事の危険性がある。

今日の材料
・コーンベルトでは、高めの気温でコーンや大豆の発芽を促進する見込み。
・米国の中部では今週末〜来週初めにかけて複数の前線の通過で降雨。来週半ば以降は
 天気回復見込み。

MINKABU PRESS
*修正:上表の限月を上記に修正します。

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。