海外サマリー(19日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−-
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/ 6 4,511.2  - 46.8  シカゴ大豆  2026/ 7 1,209.50  - 3.50
NY銀     2026/ 7 7,515.9  -228.5  シカゴコーン 2026/ 7   475.25  - 1.75
NYプラ    2026/ 7 1,945.0   -32.4  NY原油   2026/ 7   104.15   -0.23
NYパラ    2026/ 6 1,363.20 -57.80  ドル・円               159.08   +0.25
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。原油は7月限に変更。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◎NY外為=ドル円は一時159.20円台まで上昇
NY為替市場、ドル円は日米の財務相の発言で上下動したものの振幅に留まった。パ
リで開催されていたG7財務相・中央銀行総裁会議の際、ベッセント財務長官が日本に
関し「過剰な為替変動は望ましくない」と述べていたことや、片山財務相が「日本の為
替政策の姿勢は理解されたと考えている。断固たる措置をとる時はとる」と述べたこと
で円高の反応も見られていたが、いずれも一時的な動きに留まっている。
 ドル高が優勢の中、ドル円は160円を再度うかがう展開が続いている。トランプ大
統領がイランへの攻撃を見送ったことで、一部からは和平合意への期待も出る中、原油
相場が上げを一服。しかし、本日も米国債利回りは上昇し、30年債が2007年以来
の水準に上昇する中、ドルをサポートしている。先週発表の米インフレ指標でインフレ
再加速が確認されており、和平合意に達したとしてもインフレ圧力はしばらく沈静化し
ないとの見方も出ている。「FRBの次の一手は利上げ」との見方は根強く、短期金融
市場では年内の米利上げ確率を65%程度で織り込んでいる状況。
 一方、日本の方は、高市政権による補正予算の見通しが、いわゆる「高市トレード」
を復活させているとの見方が出ていた。高市首相は、今夏の電気・ガス料金補助の再開
を表明するとともに、補正予算の編成を片山財務相に指示。市場では、3−10兆円規
模の財政パッケージも想定されており、一部は追加の国債発行で賄われる可能性がある
とも見られている。
◎NY貴金属=続落、ドル高や米大統領の警告で
 ニューヨーク金、銀は続落。
 金6月限は続落。時間外取引では、米大統領のイラン攻撃延期を受けて買い優勢とな
ったが、湾岸諸国が2〜3日延期を要請と伝えられたことから戻りを売られた。欧州時
間に入ると、もみ合いとなった。日中取引では、予想以上の米中古住宅販売仮契約指数
や、米大統領が数日中のイラン攻撃を警告したことを受けて売り優勢となった。
 銀7月限はドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)は続落。
 プラチナ7月限は続落。時間外取引は、米大統領のイラン攻撃延期を受けて買い優勢
となったが、金の上げ一服を受けて戻りを売られた。欧州時間に入ると、下げ幅を拡大
した。日中取引では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
 パラジウム6月限はドル高や他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。
◎LME=アルミ・ニッケルは続伸、銅は米長期金利の上昇で大幅反落
 アルミ3カ月物は続伸。3560ドルで反落して取引を開始した。アジア時間帯は、
3585ドルを抵抗線としてもちあった後、欧州の時間帯に浮上。米国の時間帯を迎え
ると米国とイランの和平交渉が難航していることで、中東湾岸地域からの供給不安が高
まるなか更に値位置を切り上げて3622ドルの高値に達した。その後、転売が見られ
たが3585ドルが支持線として意識される高もちあいとなり、3600ドル台を維持
して引けた。
 銅3カ月物は大幅反落。1万3318ドルで続伸して取引を開始。アジアの時間帯序
盤には1万3645ドルの高値まで浮上する場面も見られたが、アジア株式市場での人
工知能(AI)関連株の堅調にもかかわらず米長期金利の上昇を受けたドル高が重石と
なり、売り優勢で運ばれた。米国の時間帯に1万3387ドルの安値まで下落。安値を
買い戻された後も1万3400ドル台を回復すると伸び悩みに転じ、安値圏で低迷した
まま引けを迎えた。
◎NY原油=反落、イラン攻撃の一時停止も再開警告で下げ幅抑制
 ニューヨーク原油は反落。
 ドルインデックスが再び99ポイント台に乗せて4月中旬以来の高値を更新するドル
高となるなか、トランプ米大統領が前日の引け後に予定したイランへの攻撃計画を一時
停止すると発表したことで修正安模様となった。しかし、同大統領がこの日、数日以内
にイランへの攻撃を再開すると警告したことや、米ウォール・ストリート・ジャーナル
がこの日、米軍がインド洋上でイラン関連の石油タンカーを拿捕したことを報じたこと
で、緊迫化した状況に変化はないとの見方で安値からは戻して下げ幅は抑制された。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は期近は反落も総じて続伸、コーンは概ね反落
 大豆は期近の主要限月は小幅反落も総じて続伸。
 前日に中国による米国産農産物を少なくとも年170億ドル購入合意を受けて急騰
した後で利益確定の動きが見られたうえ、米金利の上昇を受けたドル買い傾向が重石と
なり、期近2本は売り優勢で運ばれた。ただ、輸出増期待の強さから多くの限月は続伸
となった。
 コーンは概ね反落。
 前日に大豆の急騰に追随高となったが、ドル買い傾向の強まりとこれが米輸出を圧迫
するとの見方が重石となり売り優勢で運ばれた。また、米産地で降雨が続いており、土
壌水分はしばらく潤沢な状態を維持できるとの見方が広がっていることも売りを呼ぶ要
因になった。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。