[今日の視点]貴金属=反落、ドル高や米大統領の警告で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、反落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優勢とな
ろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調となろ
う。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は65.23ドル安
の4484.51ドル、銀が235セント安の7402セント、プラチナが50.68
ドル安の1924.27ドル、パラジウムは38.68ドル安の1362.32ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=159.07/09円で、前営業日の
大引け時点から0.02円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が2万3670円前後、銀は385.0円前後、プラチナ
は9720円前後、パラジウムは7200円前後。
【NY金はドル高や米大統領の警告が圧迫】
 金はきのうの海外市場では、ドル高や米大統領の警告を受けて売り優勢となった。
 金はドル高やトランプ米大統領の警告が圧迫要因になった。4月の米中古住宅販売仮
契約指数は前月比1.4%上昇の74.8と、3カ月連続で上昇した。市場予想は
1.0%上昇だった。一方、トランプ米大統領は、イラン指導部は米国との合意を望ん
でいるとの認識を示すと同時に、合意に至らない場合には、数日中にも米国は新たな攻
撃を実施する可能性があると警告した。バンス米副大統領は、米国とイランの協議は大
きく前進したとの認識を示し、双方とも軍事行動の再開は望んでいないと述べた。
 北大西洋条約機構(NATO)グリンケウィッチ欧州連合軍最高司令官(米空軍大
将)は、NATOはホルムズ海峡での任務計画は策定しておらず、実施には政治的な決
定が必要になるとの認識を示した。
 銀はきのうの海外市場で、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
【NYプラチナはドル高や金軟調が圧迫】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。中東情勢に絡むインフレ懸念を背景
に世界的に長期債が売られるなか、国債利回りが長期債を中心に大きく上昇した。トラ
ンプ米大統領は、イラン指導部は米国との合意を望んでいるとの認識を示すと同時に、
合意に至らない場合には、数日中にも米国は新たな攻撃を実施する可能性があると警告
した。
<今日の予定>
・独生産者物価指数 2026年4月(連邦統計庁)
・英消費者物価指数 2026年4月(国立統計局)
・英生産者物価指数 2026年4月(国立統計局)
・ユーロ圏消費者物価指数 2026年4月確報(EUROSTAT)
・米FOMC議事録公表 4月28-29日(FRB)
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