[本日の見通し]石油=下落も、米石油在庫の大幅な取り崩しが続く

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年10月限は下落。ただ、売り一巡後はやや切り返
している。
 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、米戦略石油備蓄(SPR)を含む
原油と石油製品の在庫は合計で、前週比1894万1000バレル減の16億0140
万8000バレルとなった。SPRも民間在庫も急速なペースで米国外へと流出してお
り、米国が石油輸出を制限する可能性が意識されるのは無理もない。以前、トランプ米
大統領は輸出制限しないと明言していたものの、いつまで耐えきれるのだろうか。
 ただ、米政府が輸出を制限しなくとも、輸出余力は時間とともに減少しており、輸出
が困難となる見通しである。世界的には6月半ば頃から石油の取り崩しが難しくなって
くるとみられている。在庫減少に伴って在庫の取り崩しが困難となっていく場合、相場
はどのように反応するのだろうか。
 時間外取引でニューヨーク原油7月限は前日比0.94ドル高の99.20ドルで推
移。本日これまでのレンジは98.75〜99.28ドル。
 原油10月限の予想レンジは8万6000円から8万7000円、ガソリン先限は
9万0000円から11万0000円、灯油先限は10万0000円から11万
0000円。
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