きょうの為替市場、ドル円は159円付近での振幅が続いている。ややドル買いの動きが見られているものの、欧米の3連休を控えていることもあり、本日は全体的に様子見の雰囲気が広がっているようだ。 市場の注目は引き続きイラン情勢だが、米国から提示された最新の提案について、イランからは双方の溝を部分的に埋める内容だと説明が出ていた。しかし、イラン最高指導者がウラン備蓄維持に言及したことや、ホルムズ海峡の通行料を巡る対立が打開への見通しを不透明にしている。 何らかの和平合意が成立すれば、一旦ドルには下押し圧力が働くと見られている。しかし、イラン情勢はその後も流動的で、原油はしばらく高止まりするとも見られている。そのため、インフレ期待は根強く、FRBのタカ派観測が強まるようであれば、ドルは再び上昇するとの見方も少なくない。 ドル円は介入警戒感はあるものの、160円を視野に入れた展開は継続すると引き続き見られているようだ。 本日はこのあとウォラーFRB理事の講演が控えているほか、本日はウォーシュ氏のFRB議長就任の宣誓式が行われる予定。スタグフレーションへの警戒も浮上している中、ウォーシュ新議長は難しい舵取りを迫られそうだ。 日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は159円に観測。 22日(金) 158.50(16.5億ドル) 159.00(19.5億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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