大阪6月限ナイトセッション 日経225先物 65460 +180 (+0.27%) TOPIX先物 3943.5 +2.0 (+0.05%) 25日の米国市場は、戦没将兵追悼記念日(メモリアルデー)の祝日で休場。欧州市場ではユーロ・ストックス50指数が1.95%の上昇となったほか、ドイツDAX指数の上昇率は2.00%を超えた。米国とイランが戦闘終結に向けて近く合意することへの期待から、買い優勢の相場展開になった。ただ、米国のほか、イギリスもスプリング・バンク・ホリデーで休場だったことで市場参加者は減少しており、大きな方向感は出にくい状況だった。 25日取引終了後の日経225先物(6月限)のナイトセッションは、日中比20円安の6万5260円で始まった。直後につけた6万5100円を安値に、その後は6万5250円~6万5500円辺りでの保ち合いを継続。中盤にかけてレンジを上抜け、6万5700円まで上げ幅を広げる場面もみられた。ただ、市場参加者が限られていることで、終盤にかけては6万5400円を挟んでの狭いレンジ推移が続き、日中比180円高の6万5460円でナイトセッションの取引を終えている。 米国時間のWTI原油先物は1バレル=90ドル台での推移だった。取引は低調だったが、原油安が支援材料になった形であろう。日経225先物はナイトセッションの開始直後に6万5100円まで下げ幅を広げたが、上向きで推移するボリンジャーバンドの+2σ(6万5080円)が支持線として機能していた。+3σ(6万7010円)とのレンジが意識されてくるなかで過熱感は警戒されるものの、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。また、週足では+1σ(6万2410円)と+2σ(6万6640円)とのゾーンを継続。 なお、引き続きイラン情勢を巡る報道に振らされやすいと考えられるが、イランの準国営タスニム通信によると、「イラン南部のホルムズ海峡に面した港湾都市バンダルアッバスで3回の爆発音がした」と報じられている。原因は不明のようだが、これを受けた原油先物相場の動きによっては、持ち高調整に伴うロング解消の動きが入りやすくなりそうだ。 その他、祝日明けの米国市場の動向を見極めたいとの様子見姿勢も意識されやすく、次第に膠着感を強めてくる可能性はあるだろう。短期的なショートは入りやすくなりそうだが、スキャルピング中心と考えられ、ショートポジションをオーバーナイトで持ち越す動きは控えておきたいところだ。+2σ水準での攻防を想定しつつ、ショートの動きが強まる局面では、その後のカバー狙いのロング対応に向かわせよう。そのため、オプション権利行使価格の6万4500円から6万6500円辺りでのレンジを想定する。 25日の米VIX指数は16.59(22日は16.70)に低下した。一時16.87まで上昇する場面もみられたが、25日移動平均線(17.82)、200日線(18.41)から下放れる形状をみせており、ボトム圏での推移を継続するなかでリスク選好に傾かせよう。 25日のNT倍率は先物中心限月で16.56倍(22日は16.26倍)に上昇した。一時16.61倍まで切り上げており、5月11日につけた高値16.57倍を突破した。いったんはリバランスに向かわせやすいところではあるが、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]など、指数インパクトの大きい半導体やAI関連株にらみの展開になりそうである。昨日は東証プライムの過半数の銘柄が下落していたこともあり、NTロングでのスプレッド狙いに向かわせやすいとみられる。 株探ニュース
有望株(銘柄)の発掘・選択をサポートするサイトです。株価 ニュース 決算 テーマや企業情報などが満載。 株価変動要因となる情報や株式の売買タイミングに役立つ情報、迅速な投資判断ができる仕組みを提供します。