NY原油市況=反落、米国とイランの戦闘終結に向けた合意を期待

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/07     93.88       94.70       89.41       93.89        - 2.71
  2026/08     90.85       91.30       86.85       90.42        - 2.67
  2026/09     87.63       88.14       84.29       87.15        - 2.44
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              708,756             1,949,460    ( - 9,063)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/06     371.46    -17.32
                            2026/07     362.13    -15.07
         改質ガソリン       2026/06     322.05    -23.34
                            2026/07     314.68    -20.46
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は反落。期近2限月の前日比は2.71〜2.67ドル安。
その他の限月は2.44〜0.38ドル安。
 戦闘終結に向けてイランと米国の協議が前進していると報道されていることが相場を
圧迫した。米政府はまもなく合意に至るとの認識を示しているほか、イラン最高指導者
の軍事顧問であるモフセン・レザーイー氏は米国との交渉が最終段階にあると述べた。
イラン外務省のバガエイ報道官は「14項目の覚書は戦争の終結と、ホルムズ海峡での
安全な通航を確保するためのイランの措置と引き換えに、米海軍の封鎖解除に焦点を当
てている」と発表している。
 ただ、25日には米軍がイランのミサイル発射施設やイラン革命防衛隊(IRGC)
の船舶を攻撃したほか、イランは米軍のドローンや戦闘機を攻撃するなど衝突が発生し
ている。オマーン沖のタンカーの爆発も報告された。米中央軍は自衛のための攻撃だっ
たと発表している反面、イランは重大な停戦違反であると非難した。米ウォール・スト
リート・ジャーナル(WSJ)は、米国がホルムズ海峡の航行を回復させる「プロジェ
クト・フリーダム」を再開させつつあり、米国とイランの軍事衝突が発生したとの見方
もある。ただ、交戦は一時的で双方は停戦を維持している。
 タスニム通信によると、イランは戦闘終結に向けた覚書のなかで、凍結されているイ
ラン資産の解放を要求している。覚書の締結で240億ドルのイラン資産のうち
120億ドルが凍結解除されることを要求しているという。
 時間外取引で7月限は89.41ドルまで大幅安となった後に下げ幅を縮小。通常取
引序盤には94.70ドルまで戻したが、その後は戻りが一巡した。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反落。原油相場に連動した。
今日の材料
・中東地域の諸国民と土地はもはや米軍基地の盾となることはない=イラン最高指導者
・米イラン協議で行き詰まり、核開発や制裁緩和めぐり=米WSJ
・イランの凍結資産が解放されなければ交渉は不可能=ファルス通信
・過去24時間でイランの許可を受けた船舶25隻がホルムズ海峡を通過=タスニム通
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