−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2026/ 6 4,502.3 - 20.9 シカゴ大豆 2026/ 7 1,186.00 -10.50 NY銀 2026/ 7 7,660.6 + 40.7 シカゴコーン 2026/ 7 457.50 - 5.75 NYプラ 2026/ 7 1,951.6 + 11.9 NY原油 2026/ 7 93.89 - 2.71 NYパラ 2026/ 6 1,387.70 +27.40 ドル・円 159.30 + 0.12 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は159.30円台まで上昇 NY為替市場、ドル買いがやや優勢となり、ドル円は押し目買い意欲が強く159. 30円台まで上昇した。 米国がイラン南部のミサイル発射拠点や船舶など対象に攻撃を実施したものの、市場 は冷静に見ており、和平交渉を妨げないとの期待を維持している。原油も下落し、米国 債利回りも低下。米政府は今回の攻撃について、防衛的措置だったと説明。トランプ大 統領は「協議は順調に進んでいる」と述べていた。 ストラテジストは「市場心理を左右している最大要因はイラン情勢だ」と指摘。「攻 撃やイラン側の強硬発言にもかかわらず、双方はこれまで以上に合意に近づいている。 米国は軍事行動再開を望んでいないことを明確にしている」と述べている。 ただ、ドル円は159円を挟んでの上下動に変化はない。地政学や金融政策、為替介 入などを考慮するとボラティリティは極めて低く見えるとの指摘も出ている。オプショ ン市場では1週間物インプライド・ボラティリティ(予想変動率)が5.23%と数年 ぶり低水準へ低下。 動かない理由は、トレーダーの間で155ー160円レンジが維持されるとの見方が 強まっているためだという。ドルを下支えしている日米の金利差や底堅い米経済指標、 決定打を欠く日銀政策などで、ドル円は150円台半ばで支えられている。一方、上値 では為替介入リスクが意識されている状況。そのような中、方向感をなくしているよう だ。 ◎NY貴金属=金が続落、米軍とイランの戦闘が圧迫 ニューヨーク金は続落、銀は反発。 金8月限は続落。時間外取引では、米国とイランの和平合意期待を受けて買い優勢と なったが、米軍が自衛目的でイランを攻撃すると、戻りを売られた。イランが米軍のド ローン1機を撃墜したと発表したことも圧迫要因になった。日中取引では、ドル高や原 油の下げ一服を受けて売り優勢となった。 銀7月限は米国とイランの和平合意期待が支援要因になったが、金反落を受けて上げ 一服となった。 プラチナ系貴金属(PGM)は反発。 プラチナ7月限は反発。時間外取引では、米国とイランの和平合意期待を受けて買い 優勢となったが、米軍とイランの戦闘を受けて上げ一服となった。日中取引では、ドル 高や金軟調に上値を抑えられた。 パラジウム9月限は米国とイランの和平合意期待が支援要因になったが、他の貴金属 の上げ一服に上値を抑えられた。 ◎LME=アルミ・ニッケルが小幅続伸、銅はNYダウ安を嫌気し小反落 アルミ3カ月物は小幅続伸。3633ドルで反落して取引を開始。アジアの時間帯は 米国とイランの和平進展期待が中東湾岸地域からの供給引き締まり懸念の緩和に繋がっ たことから上値の重い動きとなった。欧州の時間帯を迎えると米国によるイラン南部攻 撃が伝えられるなか、米国とイランの和平協議進展期待が後退すると同時に中東湾岸地 域からの供給引き締まりが警戒されて浮上し、3707.50ドルまで上伸となり、 2022年3月以来の高値をつけた。高値を離れた後も3670ドルを支持線に小高く 推移した。 銅3カ月物は小反落。休場明けのなか、1万3688.50ドルで続伸して取引を開 始。アジアの時間帯の序盤に米国とイランの和平協議の進展期待から浮上し、今月15 日以来の高値となる1万3725ドルまで値を伸ばす動きが見られた。その後、アジア 株の軟調な値動きが手掛かりとなって値位置を落とし1万3650ドルを挟んでの高下 にシフト。欧州の時間帯を迎えると欧州株は堅調となったが、米国によるイラン南部攻 撃を受けて米国とイランの和平協議進展期待が後退するなか下値を探る動きとなり、一 時1万3601ドルまで値を落とした。半導体関連株の堅調を受けて買い戻す動きで浮 上したが、米国とイランの和平交渉の見通し不透明感を受けてニューヨークダウが反落 に転じたことを嫌気した売りが見られて値位置を落とし、この日の安値圏で引けを迎え た。 ◎NY原油=反落、米国とイランの戦闘終結に向けた合意を期待 ニューヨーク原油の期近は反落。 戦闘終結に向けてイランと米国の協議が前進していると報道されていることが相場を 圧迫した。米政府はまもなく合意に至るとの認識を示しているほか、イラン最高指導者 の軍事顧問であるモフセン・レザーイー氏は米国との交渉が最終段階にあると述べた。 イラン外務省のバガエイ報道官は「14項目の覚書は戦争の終結と、ホルムズ海峡での 安全な通航を確保するためのイランの措置と引き換えに、米海軍の封鎖解除に焦点を当 てている」と発表している。 ただ、25日には米軍がイランのミサイル発射施設やイラン革命防衛隊(IRGC) の船舶を攻撃したほか、イランは米軍のドローンや戦闘機を攻撃するなど衝突が発生し ている。米中央軍は自衛のための攻撃だったと発表している反面、イランは重大な停戦 違反であると非難した。米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、米国がホ ルムズ海峡の航行を回復させる「プロジェクト・フリーダム」を再開させつつあり、米 国とイランの衝突が発生したとの見方もある。 ◎シカゴ大豆・コーン=共に反落、米産地の好天や順調な生育見通しなどで 大豆は期近から反落。 米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高は強気な内容だったが、米産地での降雨 やこれを受けた順調な生育見通しが重石となった。また、米中首脳会談での合意として 中国による米国産農産物の大規模な購入が発表されたが、その期間がいつになるか不透 明であることも弱気材料視された。 コーンは反落。 米産地で降雨が続き生育環境が好天していることを受けて小麦が下落したことや、同 様に順調な生育見通しを受けて大豆が軟調となったことが弱材料となり売り優勢で運ば れた。目先は天候に恵まれてコーン自身の生育が順調に進行するとの見方も重石となっ た。 MINKABU PRESS
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