[本日の見通し]石油=上値重いが、交渉は引き続き難航か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年10月限は上値が重い。8万1880円まで水準
を切り下げ、上げ幅を消した。
 米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が、米国はホルムズ海峡の航行を回
復させるプロジェクト・フリーダム作戦を再開すると報道したものの、米中央軍は公式
に否定した。プロジェクト・フリーダムは再開しておらず、米軍がホルムズ海峡を通過
する民間の船舶を護衛することはないと発表している。この作戦が再開された結果、週
明けに米軍とイランの軍事衝突が発生したとの見方は間違いだったようだ。
 ただ、交戦が発生したことからすれば、米国とイランの協議が順調であるとは想像し
づらい。交渉しやすい議題については交渉が前進しているのだろうが、そうではない議
題は難航していると思われる。ホルムズ海峡の支配についての協議も行き詰まっている
のではないか。
 時間外取引でニューヨーク原油7月限は前日比0.78ドル安の93.11ドルで推
移。本日これまでのレンジは92.81〜93.69ドル。
 原油10月限の予想レンジは8万1500円から8万2500円、ガソリン先限は
9万0000円から11万0000円、灯油先限は10万0000円から11万
0000円。
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