きょうの為替市場、ドル円は159円台での膠着した展開が続いている。雰囲気に変化はない。イラン情勢は依然として不透明なものの、何らかの合意が近々出るのではとの期待が市場では高まっている。原油相場は本日も下落。ただ、インフレとFRBのタカ派姿勢は年内は継続との見方は根強く、ドル円の下値を支えている。一方、介入警戒感から160円には慎重な雰囲気。 このような中で、今後円は買い戻される可能性が高いとの指摘も出ている。日本経済の成長加速期待や、日銀による利上げ観測が、日本への資本回帰と円高につながる環境を整えつつあるという。 これまで円は、キャリー取引の調達通貨として幅広く利用されてきたが、こうした市場構造には急激な巻き戻しリスクも存在すると警告。日本の金利上昇や経済環境改善によって円の魅力が高まれば、これまで積み上がってきた円ショートが反転し、大規模な円買い戻しにつながる可能性があるという。 例として、1998年10月に円が対ドルで急騰した局面を挙げている。当時はヘッジファンド勢が円キャリー取引の解消を迫られ、一斉にポジション巻き戻しへ動いたことで円高が急加速していた。また、日米協調介入の可能性にも言及している。 ただ、いまのとろは少数派の見方ではある。 日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は159円に観測。 27日(水) 159.00(11.0億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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