海外サマリー(27日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/ 6 4,448.4  - 53.9  シカゴ大豆  2026/ 7 1,185.25  - 0.75
NY銀     2026/ 7 7,489.5  -171.1  シカゴコーン 2026/ 7   452.50  - 5.00
NYプラ    2026/ 7 1,928.0  - 23.6  NY原油   2026/ 7    88.68  - 5.21
NYパラ    2026/ 6 1,397.20 + 9.50  ドル・円               159.52  + 0.20
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は159円台半ばで堅調に推移
 NY為替市場、緩やかなドル買いが見られ、ドル円は159円台半ばに上昇。再度
160円を試しそうな気配が出ている。
 イラン国営通信が、暫定和平合意に関する非公式の草案を伝え、合意の最終取りまと
めから1カ月以内にホルムズ海峡の船舶航行を正常化する可能性が盛り込まれていると
報じていた。しかし、これに対してホワイトハウスは報道を否定したことにドル高の反
応を示していた模様。
 ホワイトハウスは報じられたイランとの覚書について「完全なでっち上げ」と断じ
た。「イランの国営メディアの報道を信じるべきではない。イランメディアが報じた覚
書はでっち上げだ」と述べている。
 ただ、イラン情勢は依然として不透明なものの、何らかの合意が近々出るのではとの
期待が市場では高まっている。原油相場は本日も下落。しかし、インフレとFRBのタ
カ派姿勢は年内は継続との見方も根強く、ドル円の下値を支えている。
◎NY貴金属=総じて下落、米国とイランの交渉難航で
 ニューヨーク金は続落、銀は反落。
 金8月限は続落。時間外取引では、米国とイランの和平交渉の難航を受けて売り優勢
となった。欧州時間に入ると、下げ幅を拡大した。日中取引では、イラン国営テレビが
米国との紛争終結に向けた覚書草案で1カ月以内にホルムズ海峡の封鎖を解除すること
が伝えられたが、ホワイトハウスが否定したことや、米国の食料品価格の上昇見通しを
受けて売り優勢となった。
 銀7月限は米国とイランの和平交渉の難航や金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落、パラジウムは続伸。
 プラチナ7月限は反落。時間外取引では、米国とイランの和平交渉の難航や金軟調を
受けて戻りを売られた。欧州時間に入ると、下げ幅を拡大した。日中取引では、イラン
のホルムズ海峡の封鎖解除見通しをホワイトハウスが否定したことや、米国の食料品価
格の上昇見通しを受けて売り優勢となった。
 パラジウム9月限は他の貴金属の軟調につれ安となったが、買い戻されて下げ一服と
なった。
◎LME=全面安、米イの和平協議の見通し不透明感から売り優勢に
 アルミ3カ月物は反落。3675.50ドルで続伸して取引を開始。アジアの時間帯
は3680ドルを抵抗線とする高もちあいとるなか、3700ドルの高値を付けた。米
国とイランの交渉の見通し不透明感から中東沿岸地域からのアルミ供給引き締まり懸念
が再び強まったが、若干値を落とした。3660ドルを支持線としてもみあった。しか
し、米国の時間帯を迎えると急反落に転じて一時3612ドルの安値まで軟化。安値で
買い戻す動きは活発化せず、軟調に引けを迎えた。
 銅3カ月物は続落。1万3671ドルで反発して取引を開始。アジア株がまちまちと
なるなか、一時1万3746ドルの高値まで浮上したが、中国景気への懸念や、米国と
イランの交渉までの不透明感が嫌気されて売り優勢に転じた。欧州の時間帯終盤に1万
3565ドルまで値を落としたところで買い戻されたが米国とイランの戦闘終結に向け
た合意に至るまでの先行き不透明感が意識され上値は抑制された。終盤になり、1万
3508.50ドルの安値を付けた後、下げ幅は縮小したものの、90ドル超の下落で
終了。
◎NY原油=大幅続落、覚書草案をイラン国営TVが入手
 ニューヨーク原油の期近は大幅続落。
 戦闘終結やホルムズ海峡の解放に向けて、イランと米国の協議が前進していることが
相場を圧迫した。イラン国営TVが覚書草案を入手し報道しており、米軍はイラン周辺
から撤退すること、米海軍は海洋封鎖を解除すること、イランは1ヶ月以内にホルムズ
海峡を通る商業輸送船(軍用船は含まない)の数を戦前レベルに回復させること、ホル
ムズ海峡を通る船舶の管理と航路はイランがオマーンと協力して担当する、60日以内
に最終合意が成立した場合にこの合意は拘束力のある国連安全保障理事会決議の形で承
認されることなどが草案に含まれる。ただ、米ホワイトハウスはイランの報道を否定し
ている。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は小幅まちまち、コーンは揃って続落
 大豆は小幅まちまち。
 米農務省(USDA)発表の作柄報告では順調な生育が確認されたことが弱材料とな
った。一方で米中首脳会談での合意として発表された中国による米国産農産物購入に関
し米政府からの詳細な発表が行われるのではないかとの期待感が浮上し、一部限月は買
い優勢となった。
 コーンは揃って続落。
 前日日中取引終了後に発表された米農務省(USDA)作柄報告で、順調に生育が進
展していることが確認されたうえ、米産地で降雨が続き潤沢な土壌水分を確保できると
の見方が重石になった。また米産地の生育環境好転を受けてシカゴ小麦が軟調となった
ことも弱材料となった。
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