[今日の視点]貴金属=金が続落、プラチナは反発

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が続落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優勢
となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがドル建て現物相場の上昇を受けて
堅調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は28.95ドル安
の4455.92ドル、銀が26セント安の7474セント、プラチナが6.68ドル
高の1932.30ドル、パラジウムは26.21ドル高の1391.56ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=159.47/49円で、前営業日の
大引け時点から0.15円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が2万3535円前後、銀は388.0円前後、プラチナ
は9750円前後、パラジウムは7000円前後。
【NY金は米国とイランの交渉難航が圧迫】
 金はきのうの海外市場では、米国とイランの交渉難航を受けて戻りを売られた。
 金は米国とイランの交渉難航が圧迫要因になった。イラン国営テレビは、米国との紛
争終結に向けた覚書草案を入手したと報じた。イラ
ンは1カ月以内にホルムズ海峡を通る商業航行を紛争前の水準に戻し、米国はイラン周
辺から軍を撤収、海上封鎖を解除する。しかし、ホワイトハウスがこの報道を否定し
た。トランプ米大統領は、イランが合意を強く望んでいるものの、米国はまだその内容
に満足していないと述べた。また対イラン制裁の緩和について協議していないと明らか
にした。
 米国民がガソリン価格急騰への対応に追われる中、次のインフレの波が食料品売り場
にも押し寄せつつある。悪天候や関税、減少する牛の飼育頭数など複数の要因が重な
り、食料品価格はすでに平均を上回るペースで上昇している。
 銀はきのうの海外市場で、米国とイランの和平交渉の難航や金軟調を受けて売り優勢
となった。
【NYプラチナは米国とイランの交渉難航が圧迫も下げ一服】
 プラチナはきのうの海外市場では、米国とイランの交渉難航を受けて売り優勢となっ
たが、売り一巡後は下げ一服となった。
 プラチナは米国とイランの交渉難航が圧迫要因になったが、下げ一服となった。米国
とイランの交渉は数日かかるとされたが、まだ続いており、インフレに対する懸念が残
った。ただ原油安となったことで売り一巡後は押し目を買われた。
<今日の予定>
・政策金利公表(南アフリカ準備銀行)
・米国内総生産 2026年1-3月期改定値(商務省)
・米個人所得・支出 2026年4月(商務省)
・米耐久財受注 2026年4月速報値(商務省)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米新築住宅販売 2026年4月(商務省)
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