石油午前=売り優勢、米国とイランの合意期待が引き続き重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は売り優勢。戦闘終結やホルムズ海峡の解放に向けて、米国とイランの
協議が前進していることが相場を圧迫している。昨日はイラン国営TVが覚書草案の一
部とみられる内容を報道し、合意期待が高まった。ただ、米ホワイトハウスは報道され
た草案を捏造であると否定しているうえ、米軍がホルムズ海峡付近のバンダーアッバス
の軍事基地を攻撃するなど今週に入って軍事衝突が繰り返されている。時間外取引でニ
ューヨーク原油は堅調。円相場は1ドル=159円半ばで円売り・ドル買いが優勢。
 日中取引開始後、原油の2026年10月限は8万1690円まで強含み。ただ、プ
ラス圏に浮上した後は売りに押されている。
 午前11時01分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
710〜180円安。
 午前11時01分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が313枚。
【東京朝型の交戦は「プロジェクト・フリーダム」の再開が原因か】
 イランのタスニム通信によると、数時間前に米国のタンカーがレーダーシステムを切
ってホルムズ海峡の通過を試みたが、イラン革命防衛隊(IRGC)が発砲したため停
船し、引き返すことになった。一方、米軍はこの報復としてバンダーアッバスに攻撃し
たが、死傷者や物的損害は発生しなかったという。
 東京早朝に伝わった米国とイランの交戦は、米国が強引にタンカーを通過させようと
していることに起因しているようだ。米軍がホルムズ海峡の航行を回復させる「プロジ
ェクト・フリーダム」を再開しつつあると米ウォール・ストリート・ジャーナル(WS
J)が報道し、米中央軍はこれを否定したものの、実際に米軍はホルムズ海峡の封鎖を
こじ開けようとしている可能性が高い。
【海外原油夜間取引=上昇】
 時間外取引でニューヨーク原油7月限は前日比1.69ドル高の90.37ドルで推
移。本日これまでの値幅は89.11〜90.69ドル。
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