5月27日の取引では、終値でも90ドルを割り込み、約1ヵ月ぶりの安値を更新し た。イラン国営メディアが和平合意の初期草案を入手したと報じているが、30日以内 にイランがホルムズ海峡を開放し、米国もホルムズ海峡から軍隊を撤退させる。現在は イランと米国がともに船舶の自由な航行を阻止しているが、この状況を一気に解消する 案になる。原油市場以外では、こうした内容の合意が可能なのか慎重な見方も根強い が、原油市場は最短で30日後にホルムズ海峡の流通が正常化する可能性を織り込ん だ。もっとも、引け後には米軍のイランにおける軍事施設攻撃が報じられ、90ドル台 を回復している。瞬間的な売買材料に反応するだけの地合が続いている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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