日中取引開始後、原油の2026年10月限は上昇。8万2140円まで上昇し、夜 間取引の高値を上回った。 トランプ米大統領は「イランとの合意には核兵器を保有しないことが記される」と述 べ、核兵器の保有が争点となっているような印象を受けるが、イランは以前から核兵器 の保有を否定しており、争点ではないことを争点として演出しようとしている可能性が ある。また、トランプ米大統領は「イラン合意の大部分は核問題に関するもの」と語っ たが、イランはまずレバノンを含めた停戦や凍結されているイラン資産の返還を要求し ており、核開発問題についての協議は先送りにしようとしている。 トランプ米大統領の発言や主張はこれまでと同様にイランと噛み合っておらず、どの 項目が合意に近づいているのか不明である。イランが最優先するレバノンを含む停戦は イスラマバード会談でも実現されておらず、米国とイランが最難関である核開発で合意 する可能性は低い。 時間外取引でニューヨーク原油7月限は前日比2.21ドル高の89.57ドルで推 移。本日これまでのレンジは88.45〜90.08ドル。 原油10月限の予想レンジは8万1500円から8万2500円、ガソリン先限は 9万0000円から11万0000円、灯油先限は10万0000円から11万 0000円。 MINKABU PRESS
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