CFTC大口投機資金動向(5/26時点):金・原油買いが縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【概略】
 米商品先物取引委員会(CFTC)建玉明細報告によると、主要市場における5月
26日時点の大口投機家の売り越しは460万0340枚となり、前週の443万
9965枚から拡大した。取組高合計は5265万9879枚となり、前週から49万
6959枚(1.0%)増加した。
 項目別では証券市場(株式、債券、為替)の取組高は、株式合計が1.2%増、債券
合計が1.2%増、為替合計が1.2%増となった。商品市場の取組高は、穀物合計が
0.2%増、エネルギー合計は0.3%増、金属合計は2.1%減となった。
 項目ごとに大口投機家の動向を見ると、証券市場では、株式で手じまい売り、新規売
りが出て売り越しを拡大、債券で買い戻しが手じまい売りを上回って売り越しを縮小し
た。為替は手じまい売り、新規売りが出て売り越し(ドル買い)を拡大した。

【現在の市場テーマと大口投機家の動向】
 前週は、米国トイランの和平交渉が続くなか、武力衝突を受けてリスク回避の動きと
なる場面も見られたが、暫定合意が伝えられた。ただ米政権の会議で決定は下されなか
った。
 シカゴ為替市場の大口投機家は日本円が11万4667枚売り越し(前週9万
3905枚売り越し)、ユーロは2万9426枚買い越し(同3万3513枚買い越
し)、英ポンドは6万1398枚売り越し(同6万4307枚売り越し)となった。ユ
ーロは手じまい売りが買い戻しを上回って買い越しを縮小した。

 商品市場では、原油が米国とイランの合意期待を受けて売り優勢となり、4月17日
以来の安値86.35ドルを付けた。金は米国とイランの武力衝突によるリスク回避の
動きを受けて3月26日以来の安値4366.61ドルを付けたのち、暫定合意を受け
て下げ一服となった。
 今回報告で大口投機家の取組は、ニューヨーク原油が16万0998枚買い越し(前
週17万2580枚買い越し)に縮小した。手じまい売り、新規売りが出た。ニューヨ
ーク金は15万4260枚買い越し(同15万9833枚買い越し)、ニューヨーク・
プラチナは1万7658枚買い越し(同1万7908枚買い越し)に縮小した。金は手
じまい売りが買い戻しを上回り、プラチナともに手じまい売り、新規売りが出た。

 穀物市場で大口投機家は今回、コーンが30万2002枚買い越し(前週35万
8102枚買い越し)、大豆は20万4675枚買い越し(同21万2238枚買い越
し)に縮小した。コーン、大豆ともに手じまい売り、新規売りが出た。前週のコーン
は、米産地の順調な生育や小麦安を受けて売り優勢となった。
MINKABU PRESS 東海林勇行

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