<大豆> シカゴ大豆7月限は5月29日まで1180セントを支持線として高下していたが、 6月に入ってから大幅安となり、6月4日の取引では今年2月5日以来となる 1120.50セントまで軟化した。 米中首脳会談を受けて米国の対中輸出拡大期待が高まりながらも、いつまでに輸出が 行われるか時期的な見通しに不透明感が強いうえ、週間輸出成約高は中国向けの大口輸 出成約が確認できない状況が続いている。 一方で、米産地で順調に生育が進んでいることが重石となっている。 レバノンとイスラエルの停戦合意を受けてNY原油が頭重い動きとなっていることも 上値抑制要因となっている。引き続き1130セント前後での低迷が続くと予想され る。ただ11日に米農務省(USDA)の月例需給の発表があり、発表前の利益確定の 買い戻しや、需給報告で一段の期末在庫の低下が示されれば、総弱気ムードから地合い が変わる可能性あり。 <コーン> シカゴコーン7月限は5月26日以降は一時的な買い戻しが見られながらも総じて続 落となっている。6月4日には昨年8月以来、初めて430セントを割り込んだうえ、 421.50セントを記録して一代の安値を更新。 今春の米国のコーン生産量は前年度を下回る見通しながら、現時点では著しい悪天 や、高温熱波は見られず順調に生育が進行していることが重石となっている。 すでに約9か月半ぶりの安値まで値を落としたことで売り一巡感が強まっているとは いえ、買い進む手掛かりに乏しい。米国の天候を睨みながらも当面は上値を抑制される 動きを継続しそうだ。ただ11日の米農務省(USDA)からの月例需給の発表で強気 の報告があれば修正高に弾みが付く可能性はあろう。 <小豆> 取組はゼロであり、依然として手出し難となっている。 MINKABU PRESS
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