NY原油市況=続落、予想以上の米雇用統計でリスク回避

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/ 7     92.82       93.63       89.68       90.54        - 2.50
  2026/ 8     89.87       90.61       87.26       87.99        - 2.01
  2026/ 9     86.92       87.53       84.68       85.33        - 1.61
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              597,678             1,999,935    ( + 9,034)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/07     358.74    - 8.64
                            2026/08     355.12    - 6.98
         改質ガソリン       2026/07     304.59    + 0.76
                            2026/08     298.68    + 0.37
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は続落。期近2限月の前日比は2.50〜2.01ドル安。
その他の限月は1.61〜0.50ドル安。
 親イラン武装組織ヒズボラが停戦を拒否し、米国とイランの和平協議の先行き不透明
感が強いことや、オマーンのミナアルファハル港での爆発で原油の積み込みが停止され
たことが支援要因になったが、ホルムズ海峡でタンカーの闇航行が増加していることな
どを受けて上げ一服となった。一方、予想以上の米雇用統計を受けて米連邦準備理事会
(FRB)の年内利上げ観測が高まり、株価が急落し、リスク回避の動きが広がると、
戻りを売られた。また原油掘削装置(リグ数)の増加も圧迫要因になった。
  イランはレバノンの親イラン武装組織ヒズボラへの支持を再確認し、イスラエルに
対しレバノン南部から軍を撤退させるよう求めた。一方、レバノンのアウン大統領は、
イランは米国との協議でレバノンを交渉材料として利用しているとの認識を示した。こ
れまでレバノンを中東地域の紛争から切り離す姿勢を示している。米国とイランの和平
協議に関して、イラン最高指導者の顧問を務めるモフセン・レザイ氏は、凍結されてい
るイラン資産240億ドルの解放にトランプ米政権が同意するかにかかっていると述べ
た。
 5月の米雇用統計によると、非農業部門雇用者数は17万2000人増加し、市場予
想を大きく上回った。市場予想は8万5000人増。米連邦準備理事会(FRB)の年
内の利上げ観測が高まり、株価が急落し、リスク回避の動きとなった。また米半導体大
手ブロードコムが発表した決算が嫌気され、ハイテク株に売りが出たこともリスク回避
の動きが広がる一因となった。

 時間外取引で7月限は93.63ドルまで上昇。通常取引開始後は戻りを売られ、
89.68ドルまで下落した。
 ヒーティングオイルは原油相場に連動して続落。改質ガソリンの期近は時間外取引で
押し目を買われたが、通常取引開始後は上げ一服となった。
今日の材料
・米国内の稼働中の原油掘削装置(リグ数)は431基と、前週比2基増。
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