【市況】 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが大幅安。ニューヨークプラチナが金、銀 の下げと歩調を合わせ、大幅安となり、夜間取引から売り優勢。日中取引開始後、先限 から一段安となった。期先の下落が期近にも波及し、全面安の展開。アジア時間のニュ ーヨーク貴金属時間外取引が続落で推移し、まだ下げ止まり感がなく、安値拾いの新規 買いは慎重姿勢、買い戻しを急ぐ動きは限定的もよう。 パラジウムの商いは成立しなかった。 午前11時20分現在の前営業日比は、プラチナが487〜358円安、プラチナミ ニが495.0〜169.0円安、プラチナスポットが594円安、パラジウムが出来 ず。 午前11時20分現在の出来高は、プラチナが5578枚、プラチナミニが1024 枚、プラチナスポットが1468枚、パラジウムが0枚。 【アジア時間の現物相場が1700ドル割れ、実需家は買い急がず、慎重姿勢】 プラチナはアジア時間のドル建て現物相場が1700ドル割れとなり、JPX市場で も見切り売りが増えているとみられ、出来高の増加を伴った下落。今年のプラチナ需給 は供給不足を継続予想ではあるが、原油高を背景にした世界経済成長率の減速を考慮す ると、需要減少から供給過剰に陥る不安がある。アジア時間で現物相場が1700ドル 割れとなり、実需家は買い急がず、慎重姿勢が感じられる。 プラチナ先限は日中取引で8407円まで下落。27年4月限として一代安値を更 新。先限つなぎ足で昨年12月17日以来の安値をつけるまで値を崩した。14日間の 相対指数(RSI)は27台まで低下し、稀に見る弱気相場。同時に売り過剰感が台頭 しつつある。円相場は東京時間でも1ドル=160.40円台を試し、円の先安感が強 い。 【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】 プラチナのドル建て現物相場は、下落。朝方、1720ドル台でもみあったが、午前 8時半頃に1720ドル割れとなった後、軟化。1700ドルの節目も割り込み、昨年 12月11日以来の安値となる1674ドル台まで値を崩している。 午前11時20分現在、プラチナは1676.09ドル、パラジウムが1212.9 7ドルで推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1763.90ドル、パラジウムが 1223.02ドル。 MINKABU PRESS
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