トウモロコシは、作付け作業が順調に終わりつつあることが上値を圧迫し、短期調整 リスクを抱える。原油高でも買いが入らず、地合の悪さが確認されている。ただし、海 外需要家からの引き合いが強く、農家の売り渋りも始まっており、マクロ需給要因では 下げ過ぎ感が強い値位置になる。11日の米農務省(USDA)需給報告がイベントリ スクになるが、徐々に下値を固める展開になろう。自律反発のリスクが高めの状態にあ る。 大豆は、米国産大豆の輸出は抑制されており、需給目線では上げ一服感が強い。米中 農産物貿易合意の効果は確認できず、中国の買い付けは鈍い。この状況で1200セン ト台から一段高を試すことは難しい。このまま横ばい気味の展開が続こう。ただし、圧 砕需要環境は良好な状態を維持していることが下値を支える。農家も安値を嫌って積極 的な売却は行っていない。1100セント台中盤から後半の居心地が良く、現行価格水 準の評価は中立的。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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