原油相場はイラン情勢のヘッドラインに強く左右されている。週明け直後はイスラエ ルとイランの交戦で95ドル台に乗せたが、両国が停戦を表明すると85ドル台まで急 反落した。攻撃の有無だけで簡単に10ドル幅の値動きになることが確認されている。 和平合意が実現するまでは、こうした値動きが続くことになる。 需給面では、米エネルギー情報局が大規模な在庫取り崩しを報告しており、経済協力 開発機構(OECD)加盟国の石油在庫が2003年以来の低水準になるとの見通しを 示している。このため、需給ひっ迫が原油高を促すとの見方も根強いが、マクロ需給環 境の評価は先送りされている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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