[今日の視点]石油=上昇へ、米国とイランの一時停戦は破綻か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は上昇へ。中心限月の2026年11月限で2000〜3000円高程度を
想定する。昨日に続き米軍がイランを攻撃した。本日も自衛のための攻撃なのか不明だ
が、ホルムズ海峡付近のバンダーアッバスやシリク、ケシュム島などが連日で標的とな
っている。対空防衛システムやレーダー、無人機の統制施設が攻撃を受けたもよう。円
相場は1ドル=160円半ばで円安・ドル高推移。
 トランプ米大統領はイランに最大限の圧力をかけ続けると主張し、ヘグセス米国防長
官はイランが米大統領の意思に従うまで空爆が続くと警告した。イランとの協議が前進
せず、苛立ちを隠せなくなった米国が戦争を再開している印象が強い。ホルムズ海峡付
近の米艦艇がイランの標的となっているもようで、一時停戦はすでに破綻しているので
はないか。
 米軍の攻撃対象がホルムズ海峡付近に集中していることからすれば、この海峡を米軍
が強引にこじ開けようとしているように見える。イランはホルムズ海峡の管理を開始し
つつあり、米国としては見過ごせる状況ではなくなったのだろう。戦争再開の気配や物
価上昇を嫌気して米株式市場は軟化しつつあり、トランプ米政権は内外ともに追い詰め
られているが、武力以外に選択肢はなさそうだ。
 時間外取引でニューヨーク原油7月限は前日比2.35ドル高の92.38ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは91.90〜92.45ドル。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 対外及び対内証券売買契約等の状況 5月31日-6月6日(財務省)
◆ トルコ ◆
【経済】20:00 金融政策決定公表(トルコ中央銀行)
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】21:15 理事会結果公表(ECB)
◆ イギリス ◆
【納会】--:-- ガスオイル 2026年6月限(ICE EUROPE)
◆ 南アフリカ ◆
【経済】18:00 国際収支 2026年1-3月期(南アフリカ準備銀行)
【経済】20:00 製造業生産 2026年4月(南アフリカ統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】21:30 生産者物価指数 2026年5月(労働省)
【農産】21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
【農産】6/12 01:00 世界穀物需給見通し(USDA)
【農産】6/12 01:00 農産物生産高(USDA)
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。