金・銀市況=金は大幅続落、下値を切り上げも大幅安から抜け出せず

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2026/06          2027/04    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         21,090   -610    21,556  -654  : 4,091.01  -115.08
銀          330.0   -5.0     330.0  -5.0  : 6,399.00  - 99.00
プラチナ     8,600   + 50     8,377  - 71  : 1,675.79  -  5.38
パラジウム   6,400   +100     6,400  +100   : 1,246.68  + 35.49
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    160.57   +0.22  ユーロ・ドル相場   1.1544  -0.0010
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【市況】
 金は大幅続落。ニューヨーク安や、米軍のイラン爆撃に対し、イランがホルムズ海峡
を封鎖したことを受けて売り優勢で始まった。その後は、米国がイランのホルムズ海峡
封鎖を否定すると、下げ幅を縮小も大幅安から抜け出せず、先限は正午前に750円
安で推移。午後に入り、売られ過ぎ感からの買い戻しや、打診買いがあったとみられ、
下値を切り上げたが、大幅安状態から抜け出せず。期先3本が一代安値を更新。
 銀は期中12月限が5円安。それ以外は出来ず。帳入値は下落。
 前営業日比は、金標準、金ミニが732〜588円安、ゴールドスポットが566円
安、銀が5.0円安。
 推定出来高は、金が2万5357枚、金ミニが2万1582枚、ゴールドスポットが
1171枚、銀が1枚。
【世界的な金利高で金を取り巻く投資環境が悪い】
 金は日中取引の序盤に2万1232円まで下落。午前中、2万1734円まで戻した
が、戻り売り圧力強く、あっさりと下げ幅を拡大した。後半から終盤に下値を切り上げ
たが、2万1734円に届かず。
 ドル建て現物相場がアジア時間の朝方に4023ドル台まで下落。4000ドルを意
識するレベルまで下落したことで安値拾いの買いが喚起されたが、ニューヨーク貴金属
時間外取引は続落。先物主導の売りで崩されている印象だ。テクニカル指標は売り過剰
感を示しているが、イラン情勢が再び泥沼化し、原油高がらインフレ高進の環境下、世
界的な金利高となり金を取り巻く投資環境が悪い。
 ドル安基調であれば各国中央銀行の買いが喚起されそうだが、ドルインデックス指数
が100ポイント前後で推移し、ドルは堅調。今後のイラン情勢次第がさらに緊張する
と、ニューヨーク原油が90ドル台前半から100ドルを目指すシナリオが描けるな
ど、金の新規買いには慎重にならざるを得ない。今夜は5月の米生産者物価指数(PP
I)の発表がある。消費者物価指数(CPI)ほど市場への影響力は大きくないが、弱
気相場で弱材料には反応しやく注意したい。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、反発力弱く推移。きのうの海外市場は、米国とイランの軍
事応酬や米消費者物価指数(CPI)の伸び加速を受けて売り優勢となった。アジア市
場は、米軍のイラン爆撃に対し、イランがホルムズ海峡を封鎖したことを受け4023
ドル台まで下落した。その後は、米国がイランの海峡封鎖を否定したことを受けて下げ
一服となり、4115ドル台まで上昇。しかし11時頃から反落となり、4054ドル
台まで下落。午後は下値を切り上げたが、4115ドル台まで再上昇にはならず。ただ
午後4時過ぎから4100ドル台に乗せ、4115ドルを目指しそうな気配。
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