国内市場は急落へ。中心限月の2026年11月限で2000〜3000円安程度を 想定する。米国とイランの合意期待で海外原油が反落したことや、円高・ドル安が国内 市場を押し下げるだろう。円相場は1ドル=160円ちょうど付近で推移。 イランと米国の協議を巡り、トランプ米大統領の合意が近いとの発言が数十回繰り返 されたという調査結果がやや話題となったようだが、今回に関しては期待は現実味を帯 びている。イランのファルス通信の報道によると、協議の途中で米国が追加した余計な 要求が米国によって取り下げられ、イランが納得しうる内容に回帰したため、合意の可 能性が浮上しているという。イラン外務省はホルムズ海峡の管理やウラン濃縮の権利、 濃縮ウランを保有すること、制裁の完全な解除をレッドラインと定めて譲歩しない姿勢 をあらためて示しているため、覚書草案に基づいて本格的な協議が始まるとすると、譲 歩するのは米国である。もともと核兵器を保有しないと明言していたイランが核兵器を 製造・保有しないと確約することにトランプ米大統領は納得し、その他の条件で米国は すべて譲歩したのだろうか。米国の譲歩は世界に米国の敗戦を宣言することになるが、 覚書が署名されそうな雰囲気は確かにあり、今週末の動きを確認したい。 時間外取引でニューヨーク原油7月限は前日比1.63ドル安の86.08ドルで取 引されている。本日これまでのレンジは85.13〜86.64ドル。 <今日の予定> ◆ 日本 ◆ 【経済】13:30 鉱工業生産指数 2026年4月確報(経済産業省) ◆ 香港 ◆ 【経済】17:30 鉱工業生産指数及び生産者物価指数 2026年1-3月期(香港統計局) ◆ トルコ ◆ 【経済】16:00 国際収支 2026年4月(トルコ中央銀行) ◆ ドイツ ◆ 【経済】15:00 消費者物価指数 2026年5月確報(連邦統計庁) ◆ フランス ◆ 【経済】15:45 消費者物価指数 2026年5月確報(INSEE) ◆ イギリス ◆ 【経済】15:00 貿易収支 2026年4月(国立統計局) 【経済】15:00 鉱工業生産指数 2026年4月(国立統計局) 【経済】15:00 製造業生産指数 2026年4月(国立統計局) ◆ アメリカ ◆ 【経済】23:00 消費者信頼感指数 2026年6月速報値(ミシガン大) 【商品】6/13 04:30 建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS
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