シカゴコーン市況=総じて小反発、一代安値更新後に戻す

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2026/07     411.75      417.00      408.50      412.75      + 1.00
  2026/09     420.00      425.00      416.00      420.75      + 0.75
  2026/12     439.50      444.00      435.50      440.25      + 0.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物        未入電         697,300        1,920,170 ( + 5,830)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(6月18日−6月22日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年並み〜上回る
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を上回る。
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 コーンは総じて小幅高。終値の前営業日比は変わらず〜1.75セント高。中心限月
の7月限は1.00セント高の412.75セント。

 USDAの月例需給報告で下落した前日の安値を小幅に下回って、期近から5本がさ
らに一代安値を更新したものの、5月後半からほぼ一本調子で下げてきたこともあり、
需給報告を織り込んだことで、週末前の利食いの買い戻しで安値からは戻す展開となっ
た。米国産の順調な生育や作柄に加えて、現在出回り時期を迎えている南米産の生産高
の上方修正などで弱材料も多く、上値は引き続き抑制された。
 7月限は411.75セントで取引を開始。アジアの時間帯の時間外取引では410
セント台前半のもみ合いとなったが、欧州の時間帯に410セント台を割り込んだ。米
国の時間帯の序盤に408.50セントの一代新安値を付けたが、その後は大きく切り
返して、この日の高値となる417.00セントまで戻した。ただ後半は再び軟化して
引けは412.75セント。

 ブラジルの国家食糧供給公社(CONAB)が11日に発表した生産高見通しは1億
4046万トンと、同日に発表されたUSDAの1億3800万トンをさらに上回っ
た。

 この日アルゼンチンのブエノスアイレス穀物取引所が発表した同国産コーン生産高は
6400万トンに据え置きとなった。11日に発表されたUSDAの見通しは6100
万トン。

*米国産地の天気概況は以下の通り(民間発表の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、11日にイリノイ州北部や中部、インディアナ州を中心にその周
辺も含めて荒天となり、多くの地域で強風被害が発生した。12日朝は降雨が残ってい
る地域が、コーンベルト南部に南下しており、その他のコーンベルトでは低めの気温で
雨は上がっている。コーンベルトでは大半の夏作物が土壌水分が潤沢で生育には最適な
状況になっている。
 現在、五大湖南部〜プレーンズ南部にかけて伸びている寒冷前線は今後東進するだろ
う。米国南部では広範に今後5日間の雨量が25〜125ミリに達して、最もまとまっ
た雨量が見込まれるのはテキサス州東部〜ジョージア州にかけての地域となろう。一
方、それより以北のプレーンズ中部や北部、コーンベルトではおおむね降雨はない見
込み。
 6〜10日間予報については、6月17〜21日にかけて、コーンベルトの大半では
平年を下回る気温が予想される。雨量は、太平洋岸北西部を除き、米国の大半の地域で
平年並み〜上回りそうだ。

 シカゴ小麦は小幅続落。前日は米農務省(USDA)月例需給報告で強弱材料が交錯
していたこともあり値動きが抑えられたが、この日も大豆やコーンの値動きが抑えられ
たこともあり、比較的小幅な値動きとなった。
 この日、フランス農業水産物庁の同国産軟質小麦の作柄報告で、「良」以上の割合が
77%と、前週から1ポイントさらに改善していたことも嫌気された。
 中心限月の7月限は前日比2.25セント安の584.50セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。

 プレーンズでは、これまでは高温だったが、暑さは和らぎ平年並み〜下回る気温にな
っている。プレーンズ南東部では雷雨が残っている。ただ、最近数週間の雨勝ちの天気
にもかかわらず、コロラド州では表層土の水分不足が87%となるなど、土壌水分不足
が解消されていない。
今日の材料
・コーンベルトでは、11日にイリノイ州北部や中部、インディアナ州を中心にその周
 辺も含めて荒天となり、多くの地域で強風被害が発生。
・コーンベルトでは大半の夏作物が土壌水分が潤沢で生育には最適な状況。
・ブラジルの国家食糧供給公社(CONAB)が11日に発表した同国産コーン生産高
 見通しは1億4046万トンと、同日に発表されたUSDAの1億3800万トンを
 さらに上回った。
・この日アルゼンチンのブエノスアイレス穀物取引所が発表した同国産コーン生産高は
 6400万トンに据え置き。11日発表のUSDAの見通しは6100万トン。

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