前週はイスラエルとイラン、米国とイランの軍事衝突を受けて90ドル台前半から中 盤で底堅く推移した後、和平合意への期待を織り込む動きに転じ、一気に80ドル台中 盤まで下落する展開になった。米国とイランの和平合意への期待が急速に高まった。週 内に合意に達することはできなかったが、トランプ大統領が週末に合意文書に署名が行 われる可能性を指摘したこともあり、戻り売り優勢の展開になった。 今週も上値の重い展開が続きやすい。イラン情勢に強く依存するが、和平合意を実現 し、それをいじできれば、流通環境の改善期待が原油相場を下押しする。80ドル割れ の可能性も十分にある値位置になっている。ただし、和平合意の成立失敗、成立しても 軍事紛争継続で合意が破綻するような事態になると、急反発するリスクを残している。 イラン情勢次第の展開が続く。 予想レンジは75.00〜88.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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