貴金属は、軒並み上昇して寄り付く見通し。金と銀は米国とイランの和平合意を受け て買い優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高を受け て堅調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は109.05ドル 高の4283.70ドル、銀が330セント高の6972セント、プラチナが 35.50ドル高の1756.20ドル、パラジウムは25.68ドル高の 1312.42ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=159.90/92円で、前営業日の 大引け時点から0.41円の円高。 先限の寄り付き目安は、金が2万2500円前後、銀は345.0円前後、プラチナ は8800円前後、パラジウムは6600円前後。 【NY金は米国とイランの和平合意期待が支援】 金は前週末の海外市場では、米国とイランの和平合意期待を受けて買い優勢となっ た。 金は米国とイランの和平合意期待が支援要因になった。パキスタンのシャリフ首相は 15日未明、米国とイランが和平合意に達したと明らかにした。正式な署名式は19日 にスイスで行われる。イラン高官は、米国との戦闘終結に向けた覚書の最終草案につい て、イランの核問題、ホルムズ海峡の封鎖解除、米国の対イラン制裁免除などについて 記述したとした。最終的な合意は双方の同意後60日間で協議されることになっている という。ただイスラエルがレバノンで親イラン武装組織ヒズボラを空爆しており、米国 とイランの対応を確認したい。 6月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値は48.9と、過去最低だった前月の 44.8から上昇した。ガソリン価格の低下が家計に一定の安心感をもたらした。市場 予想は46.0。1年後のインフレ期待は4.6%。前月の4.8%から低下したが、 高水準を維持した。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では金利据え置きが見込 まれている。ウォーシュ新連邦準備理事会(FRB)議長の元で初めてのFOMCであ り、今後の見通しも焦点である。 銀は前週末の海外市場で、米国とイランの和平合意期待や金堅調を受けて買い優勢と なった。 【NYプラチナは米イランの和平合意期待や金堅調が支援】 プラチナはきのうの海外市場では、米国とイランの和平合意期待や金堅調を受けて買 い優勢となった。 プラチナは米国とイランの和平合意期待や金堅調が支援要因になった。パキスタンの シャリフ首相は15日未明、米国とイランが和平合意に達したと明らかにした。正式な 署名式は19日にスイスで行われる。原油安、ドル安、株高でリスク選好の動きが続く と、プラチナの支援要因になるとみられる。 <今日の予定> ・金融政策決定会合(日本銀行、16日まで) ・ユーロ圏鉱工業生産 2026年4月(EUROSTAT) ・ユーロ圏貿易収支 2026年4月(EUROSTAT) ・米製造業景況指数 2026年6月(ニューヨーク連銀) ・米鉱工業生産・設備稼働率 2026年5月(FRB) MINKABU PRESS
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