イラン和平合意が実現した。正式署名は19日の予定だが、3ヵ月半にわたる戦争は 終結方向に向かっている。イラン戦争中の金相場は、総じて上値の重い展開になった。 地政学リスクの高まりよりも、流動性の喪失やインフレ対応の利上げの可能性が警戒さ れた結果だ。このため、イラン戦争が終結すると、流動性の回復やインフレリスクの軽 減が、逆に金相場に対してポジティブに機能する。特に米金利のピークアウトが確認で きると、少なくとも一段と値を崩すリスクは後退する。金上場投資信託(ETF)買い の再開がみられるかに注目したい。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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