ゴム市況=軒並み続伸、中盤から上海ゴムが買い先行

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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JPXゴムの相場表(帳入値と前営業日比)
                   RSS3                      TSR20
    2026/06       2026/11       2027/05         2026/07        2027/06
  433.6 + 8.7   445.0  + 9.1   440.0  +10.0    360.0   0.0    360.0   0.0
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     上海ゴム9月限   18,105  + 345 (午後3時40分時点)
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【市況】
 JPXゴムRSS3号は、軒並み続伸。序盤は上海夜間は小幅安となったものの、こ
れに対する反応は薄く、夜間取引と同値圏で推移した。中盤に入ると、日中取引の上海
ゴムが下げ幅を拡大したことや夜間取引でNY原油が下落していることを受けて、売り
が優勢となった。その後、上海ゴムが一転して買いが先行する展開となると、JPXゴ
ムRSS3もこれに追随し、大きく水準を引き下げた。TSR20は出来ず。
 大引けのRSS3号は前営業日比6.8〜11.4円高。活発限月の11月限は同
9.1円高の445.0円、期先27年5月限は同10.0円高の440.0円、総出
来高は809枚。TSR20は全限が同変わらず。上海天然ゴム先物は、同305〜
665ポイント高、総出来高は180枚。
【中国小売売上高が減速】
 16日に中国国家統計局からは発表された5月の小売売上高は、前年同月比0.6%
減となり、5月の0.2%増からマイナスに転じた。市場予想は、前月比変わらずだっ
た。5月は労働節を含んだ5連休があったが、消費意欲の向上には至らなかった。な
お、前年同月比でマイナスサイドに転じたのは、2022年11月以来のこと。
 一方、同時に発表された5月の鉱工業生産は、同4.5%増となり、4月の4.1%
増から加速した。中東情勢の混乱から同国の輸出需要が減速するとの観測があったが、
好調なAI関連の需要が追い風となった。
 なお、中国の個人消費の減速の大きな要因とみられる不動産不況だが、同国の1−5
月期の不動産開発投資は、前年同期比16.2%減となっている。依然として不動産不
況は続いているようだ。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3は10月限のみ約定し、前営業日比0.1セント
高。TSR20は、序盤は売りが優勢となったが、その後、一転して買いが先行し、
1.6〜5.4セント高で推移している。

 上海ゴムは続伸。中心限月の9月限は、夜間取引では小緩み、前営業日比50元安の
1万7710元で夜間取引を終えた。日中取引に入ると、午前中はおおむねマイナスサ
イドで推移していたが、午後になると地合いを引き締め、節目の1万8000元を上抜
き、一時1万8165元まで水準を引き上げる場面があった。

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