日中取引開始後、原油の2026年11月限は上昇も、上げ幅は限定的。 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、米戦略石油備蓄(SPR)を含む 原油と石油製品の在庫は合計で前週比1681万7000バレル減の15億4311万 3000バレルとなった。2004年以来の低水準を更新している。製油所稼働率は今 年最高水準となる96.7%まで上昇し、原油在庫の取り崩し圧力が一段と強まった。 石油輸出の4週間移動平均は日量1269万9000バレルまで減少したが、統計開始 以来の最高水準から大きく離れておらず、米国から石油流出が止まらない。米ホワイト ハウスが発表した覚書によると、ホルムズ海峡は19日から30日以内に直ちに再開さ れる見通しだが、米国の石油在庫は取り崩しに耐えられるのだろうか。米国とイランが 暫定的に合意したとはいえ、低水準の石油在庫は取り崩しが困難な水準に接近しつつあ り、原油相場の上振れリスクは完全に払拭されていないと思われる。 時間外取引でニューヨーク原油8月限は前日比0.83ドル安の75.18ドルで推 移。本日これまでのレンジは74.88〜75.75ドル。 原油11月限の予想レンジは7万2000円から7万3000円、ガソリン先限は 9万0000円から10万0000円、灯油先限は10万5000円から11万 5000円。 MINKABU PRESS
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