[今夜の視点]シカゴコーン=小麦の騰勢や大豆の買い付けが続くか否か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引は弱含み。7月限は419〜420セント台で弱含みに推
移。
 前日はコーン自身より小麦や大豆の値動きに追随した印象が強かった。大豆は、前日
の当欄で中国が米国産大豆を買い付けた可能性を指摘したが、米農務省(USDA)の
デイリー報告の仕向地不明の大口輸出成約が発表された。これは中国と見られるため、
当面続く可能性が高く、今夜もその有無には注目したい。また小麦の騰勢が続くのか否
かにも注目したい。小麦の騰勢は後述する材料がその背景となったが、19日はバイデ
ン政権が制定した米奴隷解放記念日の祝日で休場のため、小麦はその前に買い戻しがさ
らに入るかどうかが注目される。今夜は週間輸出成約高にも注目したい。

 前日のシカゴは続伸。小麦が2ケタの急伸となり、大豆も高値からは上げ幅を削った
ものの、プラス引けしたことで、コーンも買い優勢となった。米エネルギー情報局
(EIA)のエタノール統計で生産は変わらずだったが、在庫が減少していたことも好
感された。
 なお、小麦はシカゴ、ミネアポリス、カンサスシティの3取引所で2ケタの急伸とな
ったが、収穫期にある米国の冬小麦産地でまとまった降雨が続き、品質懸念や収穫遅延
懸念が出ていることに加えて、黒海沿岸のロシアの穀物積み出し港(石油積み出し港で
もある)のノボロシースクが激しいドローン空爆に見舞われて穀物の輸出が停止してい
ることも支援材料となった。

 7月限は421.75セントまで上昇した後、引けも421.00セントとあまり下
げずに420セント台を維持した。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 17:00 国際収支 2026年4月(ECB)
◆ イギリス ◆
【経済】 15:00 雇用統計 2026年5月(国立統計局)
【経済】 20:00 政策金利公表(BOE)
【経済】 20:00 金融政策委員会議事録 6月17日分(BOE)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】 21:30 製造業景況指数 2026年6月(フィラデルフィア連銀)
【経済】 23:00 景気先行指数 2026年5月(カンファレンスボード)
【経済】 6/19 05:00 対米証券投資 2026年4月(財務省)
【農産】 21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
◆ カナダ ◆
【経済】 21:30 鉱工業製品価格指数 2026年5月(カナダ統計局)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。