●週間見通し金、ドル高が続くと上値重い=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は4403.60ドルまで切り返した後、4100ドル台後半まで反落する荒れ
た展開になった。週前半はイラン和平合意で原油相場が軟化したことが好感され、買い
優勢の展開になった。インフレ鎮静化期待を受けて、安値修正の動きが本格化した。し
かし、米連邦公開市場委員会(FOMC)で年内利上げ観測が強まると急反落し、前週
比ではマイナス圏に沈んだ。FOMCで当局者の見方は割れていたが、マーケットは年
内利上げを確実視する動きから、ドル買い・金売り優勢の展開になった。
 今週も上値の重さが残りやすい。米金利・ドルとの逆相関関係が続いており、米利上
げ観測を背景にドル高環境が続くと、改めて下値を切り下げるリスクもある。既に年内
利上げ観測は大部分の織り込みが終了したため、徐々に落ち着きを取り戻していく見通
しだが、短期的にはドル買い・金売りがさらに続く可能性を残す。原油安によるインフ
レ鎮静化期待が重視されると、改めて押し目買い優勢の展開になる。25日の5月PC
Eデフレーターがイベントリスクになる。
 予想レンジは4000〜4350ドル。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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