NY原油市況=続落、ホルムズ海峡は再封鎖も緊迫感の後退は続く

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/07     78.93       78.96       74.45       74.82        - 1.78
  2026/08     78.00       78.14       73.24       73.86        - 1.99
  2026/09     76.75       77.10       72.58       73.03        - 2.08
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              696,313             1,902,971    ( - 34,556)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/07     309.31    - 3.42
                            2026/08     305.69    - 2.85
         改質ガソリン       2026/07     298.70    - 0.79
                            2026/08     287.95    - 2.22
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は続落。期近2限月の前日比は1.99〜1.78ドル安。
その他の限月は2.08〜0.91ドル安。
 スイスで行われた米国とイランの協議に進展があったことから、中東情勢の緊迫感が
一段と後退し相場を圧迫した。イランはカタールと凍結資産の解放に関する合意に署名
したほか、米国から石油や石油製品を60日間制裁なしで販売する許可を得た。米国に
よる海洋封鎖も解除されており、イラン産の石油が制限なく供給され始めた。
 イスラエルがレバノンから撤退していないことは覚書に違反するとしてイランはホル
ムズ海峡を再封鎖したが、イランだけでなく中国のタンカーの通過が観測されるなど供
給量は回復傾向にあるため、再封鎖による供給制限はあまり材料視されていない。スイ
スでの協議で、レバノンでの停戦を監視し、紛争を回避する新たな枠組みであるレバノ
ン非衝突メカニズムが創設され、仲介国も含めてイスラエルに対する圧力が強まったこ
とから、まもなくイスラエルがレバノンから撤退すると期待されている。イスラエルの
チャンネル12によると、非衝突メカニズムが創設されたことでネタニヤフ首相はパニ
ックを起こしているという。
 時間外取引で8月限は78.14ドルまで上昇した後にマイナス転換すると、通常取
引開始を控えて売りが強まった。通常取引開始後は73.24ドルまで下落。
 改質ガソリンの期近は反落。ヒーティングオイルの期近は続落。原油相場に連動し
た。
※本文中の限月を7月限から8月限に変更します。
今日の材料
・イランはIAEAの査察受け入れに合意=バンス副大統領
・イランとの協議はかなり建設的だった=同上
・3000億ドルのイラン再建計画が開始=アラグチ・イラン外相
・イラクやUAE、クウェートは石油輸出回復へ入札を拡大
・先週の米SPR放出は905万バレル
・イランのガリバフ国会議長とアラグチ外相がスイスに続きオマーンを訪問
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