−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2026/ 8 4,202.7 - 43.2 シカゴ大豆 2026/11 1,141.50 -1.25 NY銀 2026/ 7 6,558.3 - 73.6 シカゴコーン 2026/12 439.50 -4.50 NYプラ 2026/ 7 1,672.2 - 35.1 NY原油 2026/ 8 73.86 -1.99 NYパラ 2026/ 9 1,270.90 -18.20 ドル・円 161.58 +0.18 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は一時169.90円台まで上昇 NY為替市場、ドル円は激しい値動きとなった。序盤は買いが強まり、介入ポイント として意識されている161.90円台まで上昇する動きも見られた。しかし、その後 に急速に戻り売りに押された。 片山財務相がベッセント財務長官とオンラインで会談を行ったと伝わったことがドル 円を押し下げた。ドル高・円安について協議した可能性があるという。162円手前か ら一気に161.10円付近まで急速に一時下落している。 介入警戒感を強める展開ではあるが、円は構造的な下落圧力にさらされている。日米 金利差の大きさやドル需要の強さが続く中で円安基調が定着しており、市場では例え日 本の当局が介入したとしても、その効果に疑問も浮上している。過去の介入でも、短期 的にはドル円を数円押し下げる効果があったが、その後は日米金利差などのファンダメ ンタルズ要因によって再び円安方向へ戻るケースが多く見られた。 今回もドル円が160円台を突破したことで、介入警戒感は高まっているものの、市 場では「介入だけで円安トレンドを反転させるのは難しい」との見方は根強い。 ◎NY貴金属=続落、中東紛争も米イラン協議進展で下げ一服 ニューヨーク金、銀は続落。 金8月限は続落。時間外取引では、レバノン情勢の先行き不透明感を受けて売り優勢 となった。その後はイスラエルと親イラン武装組織ヒズボラの停戦合意が下支えになっ た。週明けは米国とイランの協議進展を受けて押し目を買われた。日中取引では、ドル 安一服を受けて戻りを売られた。 銀7月限はレバノン情勢の先行き不透明感が圧迫要因になったが、米国とイランの協 議進展を受けて下げ一服となった。 プラチナ系貴金属(PGM)は続落。 プラチナ7月限は続落。時間外取引では、レバノン情勢の先行き不透明感が圧迫要因 になったが、米国とイランの協議進展を受けて下げ一服となった。日中取引では、ドル 安一服を受けて戻りを売られた。 パラジウム9月限はレバノン情勢の先行き不透明感が圧迫要因になったが、米国とイ ランの協議進展を受けて下げ一服となった。 ◎LME=アルミは反落、銅・ニッケルは中東不安後退やNYダウ高で堅調 アルミ3カ月物は反落。3401ドルで堅調で取引を開始した後、アジア株高が手掛 かりとなって浮上し3426.50ドルの高値を付けた。欧州の時間帯にかけて上げ幅 を削った後、3405ドル前後を維持するもちあいとなった。米国の時間帯を迎えると 中東不安の後退を受けて中東湾岸諸国からの供給引き締まり懸念が和らいで急速に値を 落とし終盤に3359ドルの安値を記録。安値からの戻りも浅いまま安値圏で終了。 銅3カ月物は反発。1万3588ドルで取引を開始。アジアの時間帯序盤に1万 3730ドル台まで値を伸ばしたところで転売が見られ値を落としたが中東情勢への過 度な警戒感が後退するなかアジア株が堅調となったことが強気材料視されて浮上し、ア ジアの時間帯終盤には再び1万3730ドル台に達した。欧州の時間帯は1万3700 ドル台でのもちあいとなるなか、一時1万3742ドルの高値を付けた。米国の時間帯 を迎えると転売が広がったが、米国とイランの戦闘停止に向けた協議の進展期待が高ま り中東不安が後退するなかニューヨークダウが続伸したことが下支えとなり、50ドル 超の上げ幅を維持して終えた。 ◎NY原油=続落、ホルムズ海峡は再封鎖も緊迫感の後退は続く ニューヨーク原油の期近は続落。 スイスで行われた米国とイランの協議に進展があったことから、中東情勢の緊迫感が 一段と後退し相場を圧迫した。イランはカタールと凍結資産の解放に関する合意に署名 したほか、米国から石油や石油製品を60日間制裁なしで販売する許可を得た。米国に よる海洋封鎖も解除されており、イラン産の石油が制限なく供給され始めた。イスラエ ルがレバノンから撤退していないことは覚書に違反するとしてイランはホルムズ海峡を 再封鎖したが、イランだけでなく中国のタンカーの通過が観測されるなど供給量は回復 傾向にあるため、再封鎖による供給制限はあまり材料視されていない。スイスでの協議 で、レバノンでの停戦を監視し、紛争を回避する新たな枠組みであるレバノン非衝突メ カニズムが創設され、イスラエルがまもなく撤退すると期待されている。 ◎シカゴ大豆・コーン=総じて続落、米産地での順調な生育が弱材料視 大豆は期近〜期中が続落。 中東情勢不安が後退していることで米産地での生育状況や生育環境への意識が高ま り、良好な生育環境と順調な生育が重石となった。一方では前週に仕向け地不明の大口 成約の発表が続いたことで、中国向け輸出期待が高まり、これが買い支援要因となった ため、11月限は下値堅く推移した。 コーンは総じて続落。 米国とイランの戦闘停止に向けた協議の進展が期待され中東情勢不安が後退している ことで米産地での生育状況や天候に対する意識が高まるなか、米産地での順調な生育が 弱材料視されて売り優勢となった。米産地の土壌水分が生育に十分な量を保持している ことも売りを呼ぶ要因になった。 MINKABU PRESS
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